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ASOBIBA秋葉原 サバゲレポート

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平日の午前中に初めてサバゲフィールドASOBIBA秋葉原へ行ったら4人だった

サバゲ沼に舞い戻っておよそ半年が経とうかという出戻りサバゲーマーで、実家に置いてあったはずの装備品がいつの間にかすべて処分されてしまい、まさにセーブデータを消された気分の初心者ですコンニチハ。

なんとなく、サバイバルゲームっていうと『戦争ゴッコ』と言いますか、長物の電動ガン持った迷彩服のマスクマンたちが大勢集まってジャンジャンバリバリBB弾を撒き散らす遊び、のようなイメージを一般の人は持っているんじゃないかなーと勝手に思っています。

 自分も野外で遊んだことはほぼないに等しいので、広大なフィールドではそういう場面もあるんじゃないかとは思っています。何を隠そう、筆者自身の偏見でもあるのです。まあ、それはそれで面白くはあります。遠くの敵目掛けてフルオートでBB弾を高速連射、まるでビームでも撃っているかのように飛んでいくBB弾、それを眺めるだけでもなかなか愉快です。

 ですが、それはあくまでサバイバルゲームの一面でしかありません。

目次

さてサバゲします

普段秋葉原にはまったく行かないのですが、午後にその近隣にちょっとした用事があったので「せっかくだから午前中だけでも遊んでみよう!」と思い立ち、東京マルイのグロックC18(ガスガン)とグロック17L(エアコッキング)を持ってド平日の午前中からインドアサバイバルゲームフィールド「ASOBIBA秋葉原フィールド」で遊んできました。

平日の午前中ですからねえ、土日祝日なんとかとは大違いで秋葉原も閑散としているのかと思いきや、電車の時点で既にわんさかと人、人、人。電車を降りて秋葉原の街並みを見渡せば、いわゆるオタク系のお店、おそらく同人誌ショップなんでしょうが、開店前から行列が出来ていました。平日ってのはあんまり関係ないのかもしれませんね。

朝から賑わっている秋葉原を歩いて移動して、ASOBIBA秋葉原に到着。「都会にあるインドアフィールドにしては随分広そうだな!」なんてイメージを持って行きましたので、平日の午前中という人が集まらなさそうなタイミングでも5対5くらいのアツい銃撃戦を楽しめるのだろうなーと大した根拠もなく勝手に期待していたのですが、なんとまあ、自分が一番乗り。広い待合室がなんとも悲しく見えました。

その後、やってきたのは3名

……まあ、こんなこともある。うん。たぶん。

今回参戦したのは10時受付開始で13時ゲーム終了という時間帯。利用料は2,000円でした。けっこう安い気がします。

持ち込み銃の弾速チェック、ルール・注意事項の説明などあって実際には10:30過ぎ頃からのゲーム開始でした。

ウェブサイトのフィールドマップを見てもらえれば話は早いのですが、ASOBIBA秋葉原の特徴は、薄暗くて入り組んだバリケードが設置された「廃墟ゾーン」と、しゃがまないと身を隠せない、背の低い遮蔽物が多く配置された「森林ゾーン」が並んでいることでしょうか。

パッと見た感じでも、前者ではいわゆるCQB、後者は遠距離での射撃戦と匍匐での隠密行動が楽しめるなーという。どちらから敵陣に攻め込むか、なかなかに戦術性の高いフィールドのように思えます。

最初のゲームは殲滅戦

さて、最初のゲームはまずはペアを組んでの殲滅戦でした。

10対10でも広々と射撃戦を行えるというフィールドに、2対2、というのはなかなか贅沢です。ペアや店員と装備のことなどで軽く雑談をしつつゲーム開始を待ち、カウントダウンのあとに、ついにゲーム開始!

……うん。2対2だとね、静かですね。大人数いれば開始数秒であちこちから銃声が鳴るもんですが。

音がしない、というのは、問答無用で緊迫感を高めてくれます。そして初見のフィールド、その広さに対して敵の数の少なさ……自ずと五感全て鋭敏になっていくような感じがしました。

おっかなびっくりおそるおそる、まさにそんな感じ。
敵の姿が見えればたちまちに銃声が轟き、フィールドにヒットコールも響き渡る。

……あっという間でした。撃った弾はほんの数発、時間にして1分も経たないくらいで勝敗が決しました。

そんな僅かな時間に僅かな行動しか取っていないのに、無意識のうちに大きく深呼吸をして息を整えようとしている自分がいました。

緊張感が、半端ない!

それなりに人が集まって、それこそ10対10くらいにもなるとあちらこちらに敵がいて当たり前という気持ちになると言いますか、見つかっても遠距離からの射撃戦に持ち込めいいや、とか、相手の位置もすぐに分かるだろー、っていうような、気持ちの余裕も出てきます。それだけ人数がいれば後ろでじっとしててもいいし、ぱっぱと前に出てさっさと散ってもチームへの影響が薄くなるので、軽い気持ちで臨めます。

しかし、2人だとそうはいかない。一人落ちれば戦力の50%を失うワケです。これは大変。特に勝敗にこだわるつもりはありませんけれども、それにしたって大打撃すぎます。長生きしないといけません。緊張感が高まります。

そして何より、相手も2人しかいない敵を倒そうと息を潜めているのです。

「狙われている感」がものすごい。

運動量よりもそういった理由から心臓が早鐘を打つのでしょうね。初心者にはなかなか刺激が強すぎます。もしも初めてのサバイバルゲームがこういった状況だったら、ドハマりするか引くかの両極端な結末になりそうですね。そこそこ慣れるまでは人数多めで体験しておいたほうがいいかもしれません。

 少人数でも面と向かってドガドガ撃ち合ったり、隠密に徹してコソコソと這いずり回ったりし続けるのも楽しいのですが、やっぱり飽きてもくるかと思います。相手を全員倒すことが勝利条件の「殲滅戦」、敵陣のフラッグを奪取するのが目的の「フラッグ戦」なんかがメジャーです。いや面白いんですよ。面白い。でもひたすらこればっかり、っていうのも芸のない話。

ASOBIBA秋葉原とは?

ASOBIBA秋葉原では、様々なハウスルールが用意されていてプレイヤーに退屈させない工夫が見て取れます。

人数的制約もあったので今回は「人質戦」くらいしか変わり種を体験できませんでしたが、これがなんとも面白い。

ルールはけっこう単純で、店員さん扮する人質を取って立てこもるテロリスト vs 人質救出を目的とする警察チーム

という構図で戦います。警察チーム側の勝利条件は「テロリストの全滅」もしくは「人質の救出」(手を引いてあげて自陣に連れ帰る)、テロリスト側の勝利条件は「警察チームの全滅」もしくは「タイムアップ」です。

今回は、一戦3分間で、テロリスト1の警察3で行われました。

1対3では圧倒的不利です。まともに撃ち合って勝てるはずもありません。そこで、人質を効果的に使う、戦術が求められてくるのです。見通しが悪く、入り組んだインドアフィールドならではの、サバゲにかくれんぼの要素を取り入れたゲームですね。

具体的にどういうものかというと……人質をあえて目立つところに立たせておいて救助に来たところを狙う、とか、人質を目立たないところに配置して誤射を誘う(人質を撃ったら負け)、とか。人質を盾にしてバリバリ戦うのもよしです。

テロリスト側が人質をどう使ってどのように待ち構えているのか、警察側はそれを予測しつつも不測の事態にも対応できるように冷静に且つ迅速に侵攻していく……!

テロリスト側は、圧倒的な戦力差を覆さんとすべく知恵を絞り、警察側の裏をかく……!

敵を見つければ撃つ、サバイバルゲームはただそれだけのゲームではないことを、体験してみればよく分かると思います。また、人数が多ければ多いなりの楽しみ方、少なければ少ないなりの遊び方も、知恵と工夫次第で広がっていくってことにも気づくかと思います。

そうなってくるともうね、弾込めと水分補給だけして次のゲーム次のゲームと挑みたくなります。

あと、そうそう。少人数ならではという感じがしたのは、一騎打ち。10メートルないくらいの距離で、それぞれ立って身を隠せる板一枚の後ろに隠れて、相手を狙い合うゲームです。

インドア戦ではよく出会うシチュエーションですね、お互いに遮蔽物に隠れながら顔と銃だけ出して、同じく顔と銃だけ出してこちらを狙い撃とうとする相手に攻撃する、というのは。

殲滅戦やフラッグ戦であれば、無理にその戦いに応じる必要はなくて、その場を離れて別ルートから侵攻したり、もっといい射撃ポイントに移動したりってことが出来ます。うまくいけば敵の背後を取ってフリーズ!なんてことも可能です。が、このルールではガチの一騎打ちです。射撃の腕前や遮蔽物から身を出すタイミングやスピードといった要素が重要ではありますが、何気にこれ、心理戦だったりもします。

相手がどこから撃ってくるか?

例えばシンプルに、立って構えた高さから敵が身を乗り出してくれれば狙いはつけやすい。こちらも肩の高さくらいで構えられますから。ところが、そんなときにしゃがんだ状態で身を乗り出されて狙われれば、銃口を下げて相手を狙う隙に撃たれてしまうってことも。

相手がどこから顔を出すのか。逆に、どこから顔を出すべきか。読み合いです。

この戦いもなかなかに緊張感で溢れていました。怖い怖い。いろいろと嫌がらせテクニックも即座に思いつきもしましたが、ここでは控えておきます。うん。とりあえずフラッシュライトはキツかった。敵が見えねえ!

そんなこんなで

そんなこんなで時間いっぱいめいっぱい遊べました。

緊張感があって神経研ぎ澄ませる戦いが多かったせいか、短い時間であっても、休憩をはさみつつでも思いのほか疲れました。ここちよい疲労感です。

もし、サバゲーはそれなりの大人数が集まらないと楽しくないんじゃないかな、と思っているような人、仲間がいないからなかなか参加に踏み切れない、なんて人も、少人数ならではの遊び方なんてのもありますし、それがまた緊迫のバトルで熱中できますので、そこがネックに感じている人でも是非少人数サバゲを遊んでみてもらいたいです。

……まあ、なかなか狙って遊べるものでもないですけどねえ。ビジネスの都合上大人数のほうが普通で、少人数はレアケースでもあると思います。また人の少なそうな曜日や時間帯狙って遊んでみたいなと個人的には思います。

あ、ちなみに装備についてですが、ASOBIBA秋葉原ではハンドガン有利なフィールドかなあと感じました。

匍匐前進のしやすさで攻略難易度がかなり変わりそう。ライフル持ってても匍匐出来れば問題はありませんし、匍匐しない戦い方もありますので一概になんとも言えませんが、コソコソ動いて相手の背後に回りたい、なんて人はなるべく軽装のほうがいいでしょうね。少人数ならばなおさら。自分もしまいにゃエアコキ一丁で這いずり回ってましたし。軽い軽い。

あと、少数だと必然的に撃たれる頻度も高まります。しかも至近距離でのヒットも多くなります。

そこんところだけは予め了承、いや覚悟を持って挑むべきでしょうね。

そして、インドアだからやむを得ないとは言っても、
「至近距離で相手を撃ちすぎない」
そんな配慮も、楽しく遊ぶための秘訣だと思います。

アイキャッチは公式HPのスクリーンショットを利用させて頂いております。

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