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ゲームの銃や兵器の著作権問題について考える

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さて軍事関係のミリタリー趣味を嗜んでいる人ならば、FPSゲーム作品は切っても切り離せない必需品でもあります。

ミリタリー関係の資料やエアガンを片手にサバゲーを嗜んでも、爆破や銃撃シーンが満載なアクション映画や、銃やロボット兵器などが登場するアニメなどを見ても、もっとミリタリー関係に踏み込んでみたいと、高まる欲求は募ってしまうモノです・・・

映画のようなアクションを楽しみたいと、SF世界で銃を片手に戦うヒーローになれる、そんな欲求を満たしてくれる作品。

それがFPSゲームです。

銃を撃ち、戦争を体感し、戦場を掛ける英雄となって活躍する戦争を題材にしたゲームから、単身で敵地へと侵入し、スパイとしてステルスミッションを行うゲームや、はてはゾンビや怪物と戦うホラーゲームなど、様々なゲームジャンルで銃や兵器を使うゲームが登場しています・・・

でも最近のFPSゲームには、また銃や兵器が登場する様々なジャンルのゲームにおいても、とある問題が浮上してしまい、その問題はFPSだけではなく、今後のゲーム業界にも色々な問題を残す要因とも言われています。

それは、銃と兵器の著作権問題です!

目次

ゲーム中の著作権って?

なんでゲームの中の銃と兵器に著作権が浮上するの?と、首をかしげてしまう方もおられると思います。

ゲームと言えば、あくまでも描かれた画像をコンピュータ処理によって動かし、現実に存在しない描かれたモノを操作し、疑似体験を堪能する作品です。

あくまでも作り事の世界において何故に著作権が発生してしまうのかと言えば、それはメーカー側による権利の問題に起因しているからです。

レースゲームやスポーツゲームなど実在するレースに登場する車やスポーツの団体などゲームに登場させれば、それに関する著作権が発生してしまうからです。

野球ゲームなども、当初のファミコンの時代はまだ著作権が緩やかな時代だった為に、それほどうるさくはなかったのですが、最近では選手名が出るだけでお金が発生してしまうご時世となっています。

そんな中で、銃や兵器にも著作権を付けるべきなのではと動きが出始めているのです。

銃や兵器の著作権って?

もともと銃や兵器の著作権はそれほどうるさくはなく、FPSゲームを愛好している方なら、PS1時代の「メタルギアソリッド」や「バイオハザード」などで現実に登場する銃がありのままに描かれていた事を御存じでしょう。

メタルギアソリッドで「ソーコムピストル」や「ハインドD」を知った人も多いと思います。

やがて時代は移り変わりPS2からPS3となりましたが、PS3からある変化が見え始めたと思います。

例えば、アウトローとして活躍し、銀行強盗に犯罪者として活躍するグランドセフトオート5においては、銃器の正式名称が描かれず、リアルな戦場を売りにした、あのコールオブデューティシリーズも、最近では近未来の世界を舞台にしていると、現実に登場する銃や兵器が描かれなくなっています。

またあのメタルギアソリッド5に至っては、銃器の名称からデザインまでが違うと、往年のメタルギアファンからひんしゅくをかっています・・・

それもその筈・・・・現在において、銃や兵器をそのままに出してしまうと、メーカーに著作料を請求されてしまう可能性があるのです。

なんでこんな事になってしまったのか

それは銃社会であるアメリカの抱える問題が起因しています。

アメリカでは銃器による犯罪が後を絶たず、未成年者が銃を持ち、犯罪を起こす事が問題視されています。

それ故に銃器を販売する会社では、原因はコンピューターゲームの影響によって、銃器を扱う事に対して、感覚がマヒしてしまうからだと、またゲーム内で自社の販売する銃器が使われているのなら、著作料を取るべきだと、そんな話題が浮上し、それが後のゲーム開発に大きな影響を与えてしまいました。

メーカーに訴えられるかもと、そんな不安を抱く事になってしまったゲーム会社は、訴えられないようにと、ゲーム内に登場する銃や兵器などを現実に存在しない、架空のデザインを取るようになりました。

また現実の銃をモデルに描いても、正式名称で出さず、僅かながらにデザインを変え、あくまでもリアルさを演出するなどの工夫がされるようになりました。

最近では、銃の著作権が既に無くなった、古い銃器を出す等と、工夫は続いています。

そして現在

2017年現在においても、その不安はいまだに解消はされておらず、もしリアルな銃を出してしまうと、メーカーに訴えられるかもと、ゲーム会社側の苦労は続いています。

でも実際にまだ訴えられたゲーム会社は無く、もし裁判になっても、どこまで著作権を主張できるのかと、実に曖昧な状態となっています。

創作物において著作権が発生すると、実に複雑なご時世となり、もしかしたら漫画やアニメに登場する銃器や兵器にも著作権が問われるかもしれませんね。

いば・よしあき
アニメや漫画にライトノベルや映画などを趣味にし、アーミー関連にも深くなく浅い趣味を持つオタク未満なマニア以上な人物です。
コアなアーミーマニアの人に怒られることもしばしば、でもアーミー関連の愛は本物なのでご安心を。
SFはレーザー銃を許せる派と許せない派があれば中間でお願いしたいと思います。
こんなふうに何事も自由に深い考証で考えないようにしていますので、よろしくお願いします。

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コメント一覧 (3件)

  • ここ(https://srad.jp/story/13/02/04/113224/)を読む限り、日本よりも銃の規制が緩い海外では結構昔から言われていることみたいですね。記事を読み進めると、ゲームの規模によって請求される規模が変化するため、大手ゲーム企業なら払えるところは払うし、払えないところは払わず架空名称で出すといった感じで、日本で言われているような「払え!」「断る!」みたいな解釈でギスギスした感じというわけでもないようです。

  • 工業製品である銃に著作権とはずれているような気がしますが…
    ただまあ、時代や国によって法律が異なるわけで知的財産権的なものを理由に使用料求められるのは常識の範囲内でもありますね

    使用料どうこうより記事内でも指摘されている乱射事件がやはり大きな要因な気がします
    使用料払ったら払ったで「銃メーカーから正式なライセンスを受けたゲーム」と叩かれるのは目に見えてますし

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