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仮設橋に負けた?戦車たち

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最近は、写真検索サイトで大戦時の写真を簡単に見ることが出来るようになったのですが、その中で時々、ハプニングというか普段見慣れていないような戦場での風景を撮った写真を目にすることがあります。今日はそのような中から、戦車が仮設の橋に負けたと思える写真について見ていきたいと思います。

目次

工兵部隊が努力するも

戦場で、敵の進撃を食い止める方法の1つに、地上部隊の進撃路となる道路や鉄道の橋の破壊があり、進撃する側は、その破壊された橋に仮設橋を掛けることで、自軍の部隊の移動をスムーズにさせるということが、ある種、地上戦での常識のようになっていると思いますし、また、工兵部隊の人たちが戦場近くで資材を調達して仮設橋を掛ける、それ自体も危険なことだと思いますが、その仮設橋では時々思いもしないアクシデントが起こります。

今回紹介するのは、そのようなアクシデントの中から戦車の重さに仮設橋が耐えられず橋の下に落ちてしまった、言い換えると戦車が仮設橋に「負けた」といえるような、そのような戦場写真を紹介したいと思います。

1枚目の写真

まず1枚目の写真は、東部戦線で川に掛けられた木材で作られた橋、その橋を渡っているときに重さに耐えられず、車体後部のエンジン部分が陥没してしまったV号戦車パンターです。
戦場写真サイトでは、陥没する直前、橋を何事もなく渡っているこの戦車を撮ったものもありましたが、中戦車といえどもそこそこ重さのあるV号戦車、工兵部隊の人も重さを計算していたとは思いますが、もしかしたら、木材の方が耐えられなかったのかもしれないですね。

著作権の問題で掲載できません。
写真を観たい方はflickrにて閲覧をお願いします。

[blogcard url=https://www.flickr.com/photos/81723459@N04/14255316038]

2枚目の写真

2枚目の写真、こちらもV号戦車パンターではありますが、高架部分に掛けた仮設橋だったのか地面とか見えています。どうやら、仮設橋を渡りきる直前で橋が崩落して、そのため後部エンジン部分から落下してしまったパンター戦車、この後、どうやって移動させたのか?興味があります。
前線に回収戦車があれば容易なのですが(確か、パンターの車体を使った回収戦車が作られてはいるハズですが、前線近くに配備されていたのかどうか……)。

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写真を観たい方はこちらのサイトにて閲覧をお願いします。

[blogcard url=https://www.worldwarphotos.info/gallery/germany/tanks-2-3/panther-tank/panzer-v-panther-ausf-g-number-415-1944/]

3枚目の写真

そして3枚目の写真、大戦前半の時期と思われるものですね。III号戦車が川に掛けられた仮設橋から落っこちているものです。短砲身の戦車の戦場写真というのも、珍しいといえば珍しいと思いますが、後のV号戦車やVI号戦車よりは軽量なハズのIII号戦車でも、このように仮設橋が耐えかねて落ちるということがあったというのも、私個人としては驚きを感じたのでした。

連邦公文書館CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由

まとめ

前線の工兵部隊には、自軍の戦車の重量とか知られているとは思うのですが、やはり急造で掛けられたためなのか、このように戦車が陥没することが起こっていたというのは、そうそうあってはならないことだけに「レアな光景」と感じたのでした。

eyecatch source:連邦公文書館, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由

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