数年前、既にその当時で10年近くファンをしていたアーチストが、自死というかたちで亡くなってしまいました。
音楽はサブスク、配信等が主流となったこのご時世でも、発売日に音盤も購入し、たくさん曲も聴いてメディアに出る度にできる限りチェック。SNSでは相互フォローでコメントしったりとすごく身近に感じ、応援していた存在ではあり、本当にお気に入りの歌手でした。
目次
ポスター
私は部屋にその歌手のポスターを貼っていました。休日の昼間、突然そのポスターからピンがひとつ取れて、上からはらはらとポスターが下にめくれて行った・・・・その時「そのポスターをはがしてほしい」・・・・と頭の中に声が響いてきたようにおもったのです。
「あぁそうか・・・」と感嘆しながらためらいもなく剥がしていると、私の子どもに「なんで剥がすの?」と聞かれ、「もう○○君だめだって。ダメみたいだから。」と説明しながら、ごみ袋に入れて折りたたんで捨てました。
そのポスターを貼っていたところだけ、壁が黒ずんで長い間貼っていた事を思い出させます。
それから
約一週間後、夕飯を終えて子どもと遊びながらくつろいでいた時、歌手のファン友だちから、訃報が入ったのです。
信じられなくて、驚きすぎて、もう子どもには悪いことをしたけれど、遊んでいられなくなりました。
まるで家族を失ったように悲し過ぎて、その夜は涙が止まらず泣きながら眠った。
ポスターの事を思い出したのですが、考えても本当にゾクゾクして、職場から自宅に戻るのが少し怖くなるような・・・しばらくそんな気持ちが続きました。
それから歌手を弔いに献花しに行った時に友達にその事を話すと、「XXXちゃんのところに行ったんですね」と言われて、さらに泣きました。今もとても愛している歌手です。
※画像はイメージです。
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