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ヨーロッパ系の模型は難易度が高い!?

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アニメ『ガールズ・アンド・パンツァー』をキッカケに、アニメに登場する戦車模型を作り始めた人も多いと思いますが、模型によっては「クセ」が強いというか、ある程度模型制作になれてから作る方が良いと言うモノもあります。今日は、そのような模型作りの体験談をお話ししたいと思います。

目次

1/35では入手困難な38(t)戦車模型

アニメ『ガールズ・アンド・パンツァー』に登場する戦車、その模型を作ろうとすると、スケールによっては入手困難なモノがあります。

例えば、『ガルパン』テレビシリーズで生徒会チーム(カメさんチーム)が乗っていた38(t)戦車、国内メーカーではTAMIYAが1/48で発売しているのですが、1/35では公式キット(香港のサイバーホビー製)が出ているだけで、かつ、形もアニメに出てきた形式(おそらく初期のB型)ではなく、後期型のG型が公式として発売されているだけだったりします。

しかも、1/35での模型といえば、海外メーカーがB型を販売しているモノの入手困難なため、『ガルパン』ファンのモデラーさんの中には、公式キットなり東欧製のG型キットを改造しているかたもおられたりします。

組みやすくはない某東欧製キット

私の場合は、東欧製の38(t)G型のキットに、同じく東欧製の初期型(B型など)ベースの38(t)指揮戦車、そして履帯はベルト式履帯が欲しかったので、国内メーカーのTAMIYAの38(t)ベースの自走砲であるマーダーIIIの3つを使って、カメさんチームの38(t)戦車を作ることにしたのでした。が、ここで問題になったのは、海外製のキットは、必ずしも組みやすくはないということです。

国内メーカー、例えばTAMIYA製品などはパーツなどにゆがみとかがほとんど皆無で、その接合面も両面がピタッと合うとか制作するときはストレスなく組み立てることが出来るのですが。
海外製の場合、TAMIYAでは一体成形されている砲塔も、側面4つに天井が1枚ずつのぱーつになっていて、それを貼り合わせるという「箱組み」という制作方法で作るのですが砲塔の側面4つに天井、そして車体との接合面。合計6つを貼り合わせても、一発できちっと貼り合わせると言うことが出来ず、何度も仮組みをしてパーツを削ったり空間部分をパテで埋めたりしないと形にならないということもあり、「これは、模型初心者にはハードルが高すぎる」と出戻りモデラーの自分も思ったのでした。

ちなみに公式キットも持っているのですが(未組立)、海外製(サイバーホビー)ベースの模型であるため、やたら細かくパーツが分割されていて、その細かい作業が多い故に「模型作りの初心者には向かないキットかも」とも思っています(しかも、そのままくみ上げても、アニメに登場する形にはならないという)。

まずは日本のメーカー、次いで海外メーカーで制作を

海外メーカーでも部品が合いやすく組み立てやすいものもありますが、それでも日本の模型メーカーの組み立てやすさの方が勝っていると思います。

個人的には、まずディテールには劣っていても、日本の国内メーカー製のキットで模型制作に慣れて、ある程度経験を経てからパーツ分割が細かく、その分ディテールが詳細な海外製の模型キットを作るという、そのような手順をお勧めしたいと思っています。

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