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国内の遊園地で起きた悲惨な事故 20選

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遊園地には沢山のアトラクションがあり、子供から大人まで楽しめます。
しかしながら、そこにはさまざまなリスクが潜んでおり、一歩間違えると大事故につながることもあるのです。
今回は、楽しいはずの遊園地で起きたショッキングな事故を厳選して、20件ほどご紹介いたします。

目次

富士急ハイランド

日本で絶叫マシンに特化した遊園地といえば「富士急ハイランド」でしょう。その中で人気のジェットコースターの1つが、スタートしてから2秒ほどで時速180kmまで加速する「ド・ドドンパ」。

このコースターは、オープン直後にタイヤのパンクが原因で安全装置が作動、速度を落とし、ループを回りきれずにコースを逆走した後に停止する事故がおきたのです。
それだけでは終わらず、2020年12月~2021年8月にかけて、利用者が骨折する等の事故が多発しました。しかし、運営側はマシンに異常がなかったことを理由に運行を続け、行政への報告が遅かったこともあって、コースターの犠牲者が増えていったのです。

2001年5月には、二人ずつうつぶせになって乗車し、鳥のように空を駆け抜けるという「フライングコースター バードメン」が事故を起こしました。原因はゴンドラをつなぐ車軸が折れて急停止し、衝撃で利用者2名が重傷を負ったのです。

座席の総回転数世界一の絶叫コースター「ええじゃないか」では、点検中に車両が突然動きだし作業員が腹部を挟まれ重症。他にもコースターの折れたボルト1本が落下し、歩いていた女性がケガを負う事故が発生。
リニア加速で急加速する「高飛車」では、突然停止と多数の事故が起きた。

富士急ハイランドは絶叫マシンが多いだけに、トラブルも多いのは仕方がないことでしょう。

エキスポランド

エキスポランドは、大阪万博開催時に遊園地エリアとして建設された歴史ある遊園地でした。

2007年、このエキスポランドでジェットコースター「風神雷神II」が事故を起こし、1名が亡くなり19名が重軽傷を負ったのでした。これは国内のコースター事故の中で最も悲惨な事故と言われています。
それは5月5日のゴールデンウィーク、多くの人が来場していた最中。コースターの車軸が金属疲労で断裂し、パーツが落下。後続車両の車輪が脱落して車両が大きく傾き、乗っていた女性の頭部が車両とメンテナス用の手すりに挟まれ死亡しました。
事件現場には血が飛び散り、乗車していた被害者以外にも事故を目撃したために気分が悪くなり、病院に搬送された方が続出。あまりにも悲惨な状況から、「女性被害者の首が飛んだ」といった噂が流れたほどです。

この事故がきっかけとなり、エキスポランドは休園、再開するたびに事故が続発。次第に利用者数が減少していき、結果として2009年に破産して38年の歴史に幕を閉じたのでした。

宝塚ファミリーランド

宝塚ファミリーランドは阪神電鉄が運営していた遊園地と動物園が一体となった施設で、60年代から70年代にかけて関西でとても人気があったものの、2003年にUSJの開園が原因で利用者が現象し閉園に至るとされています。

1973年に施設内で、保護者が買い物している間に待っていた女の子が噴水で溺れて亡くなりました。他にも1984年には6人乗りのアトラクション「ライダー」が一時停止した際、男の子が点検用通路に降りたところで再び動き出し、アトラクションに戻ろうとした時にバランスを失って転落、頭を挟まれて亡くなったという悲劇も起こっています。

多摩テック

車やバイクで有名なメーカー、本田技研が経営していたモータースポーツをコンセプトにした遊園地だったのですが、時代の流れとともに集客が困難になり、本田の不採算事業を理由に2009年9月に閉園しました。

もう一つの理由として、事故が多かったからとも言われています。
1971年、襟巻きがゴーカートの車軸に絡まり、乗っていた男の子の首を絞められ亡くなる事故が発生。1984年に、周遊列車の「ミニポッポ」のブレーキが効かなくなり脱線し、運転手や利用者が負傷しました。
その他にも1996年、従業員が乗客の確認をせず観覧車を停止して帰宅、12時間も乗客がゴンドラに取り残されるといった、負傷者はいなかったものの特徴的な事故が発生したのでした。

那須ハイランドパーク

那須高原のリゾート地に位置し、現在も営業中の自然にかこまれた北関東最大級のレジャーランド「那須ハイランドパーク」。

1997年、ジェットコースターを点検作業中のスタッフが作業小屋から転落し、首や頭などの骨を折って命を失う事故が発生しました。
2019年には、ボルタリングを楽しむアトラクション「ノボランマ」で従業員が命綱の付け忘れ、男性客が5m転落。病院に搬送されましたが、残念ながら死亡してしまう事故が起きています。

ナガシマスパーランド

伊勢湾岸自動車道を出てすぐというアクセスしやすい立地で、スパーランドという穏やかそうな名前からは想像できない絶叫マシンが集まっている人気の遊園地です。

1986年、ループコースター「ルーピングスター」が追突衝突を起こして42人が負傷。2003年には、ギネスに認定されたジェットコースター「スチールドラゴン」の一部の車輪が脱落し、乗客および、コースターのルート途中にあるプールにいた男性に当たって重傷を負わせました。

2013年には、往復式のループコースター「シャトルループ」の試運転中にスタッフが転落、腰の骨を折るなどの重傷を負いました。また、落下防止用バーの固定が不完全だった事が原因で、乗車していたスタッフが転落したのです。

ナムコ・ナンジャタウン

サンシャインシティにある、株式会社バンダイナムコアミューズメントが運営する、体験型のアトラクションが多く、小さい子供から大人まで楽しめる屋内型テーマパーク。

2005年、妖怪系のコンテンツを集めたモノノケ番外地内のアトラクション「地獄旅館」で事故が発生しました。
「能面蟹」を持って旅館を探索し、隠されている呪文字を探し出す、純和風お化け屋敷として人気のアトラクションですが、開園前に点検を行っていたスタッフが誤作動した装置に挟まれて、重傷を負いました。
封印された箱型の装置にセンサーが反応し、空気圧によってフタが開くと妖怪が現れる仕組みなのですが、不具合を確認している際に誤作動したフタに体が挟まれた。

ひらかたパーク

1912年に開業した日本で最も古い歴史を持つ遊園地で、「ひらパー」の愛称で地域の方から親しまれています。

2019年7月、「ノームのなかまたち」というひらパーオリジナルのキャラクター「トランプ」の、重さ約15キロもある巨大な着ぐるみを着た状態で、ショーの練習していたアルバイトスタッフが熱中症で亡くなりました。
日没後の19時から20分間のリハーサルをした後、バックヤードに戻る途中で体調が悪くなり、意識を失った状態で病院に搬送され、残念ながら亡くなりました。

他にも2022年12月、50メートル垂直落下するアトラクション「メテオ」で事故が発生。
乗客二人を乗せたゴンドラが落下する直前、ほぼ頂上位置で原因不明の緊急停止。約3時間後にレスキュー隊員が降下装置を作動させて救出しました。誰にもケガがなかったの事が救いです。

愛宕山こどもの国。

山梨県の愛宕山に存在し、県が管理しているこの施設は、開園50周年を迎え、遊園地というよりは自然公園のような存在です。
斜面に沿って設計され、アスレチックや滑り台等の子供向けの大型遊具があり、キャンプ場やバラ園、科学館が隣接した家族連れに人気のスポットです。

この施設の名物である、総延長477メートルの「ジャンボ滑り台」は、残念ながら2件もの死亡事故が発生してました。
1972年に完成したこのすべり台はそもそも設計上に問題があり、速度が出すぎる事で事故が多発。
そのために改修工事を行ったのですが、工事中で立ち入り禁止になっているにも関わらず、男の子が滑ってしまい、勢いが付きすぎてすべり台の外に放り出され、岩場に転落。岩に頭を強打して死亡しました。
改修が終わった後も、深夜に侵入した子供が死亡する事故が発生し、結局2005年に撤去されました。

東京ドームシティアトラクションズ

2003年4月「東京ドームシティアトラクションズ」に名称変更しましたが、戦隊ヒーローによる「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」というテレビCMが有名な旧後楽園ゆうえんち。

2011年、ジェットコースター「スピニングコースター舞姫」で転落し死亡事故が起きました。このコースターは高低差のあるレールを走り、カーブで遠心力が作用して座席が360度回転する仕組みです。
原因は安全バーがきちんと固定されてなく、カーブにさしかかったところでバーが外れて乗客が投げ出され、高さ7~8mから落下して死亡してしまいました。

2010年12月5日には、ジェットコースターは「サンダードルフィン」で走行中にボルトが落下、たまたま通りかかった女児に当たって軽傷を負う事故が起きています。

りんどう湖ファミリー牧場

那須高原のりんどう湖の動物とのふれあいがメインののどかな牧場に、小さい子供やファミリー向けのアトランションが充実したテーマパークです。

2002年、林道を走行するゴーカート「ウルトラバギー」に乗っていた女性が死亡しました。
彼女の乗ったバギーがコースの途中で止まっていたるのを、後ろを走っていた一緒に来ていた職場の仲間が見つけ、近寄ると
後方に仰け反った状態で既に意識がなく、搬送された病院で亡くなりました。

ゴーカートに乗車する際に、スタッフがマフラーを取るように指導したのですが、彼女はロングマフラーをジャケットの下に隠していたので気がつかなかったそうです。マフラーが駆動部にからまり首が絞まったこで窒息してしまいました。

郡山カルチャーパーク

福島県郡山市の複合施設で、遊園地であるドリームランド、貸し会議室カルチャーセンター、屋内子どもの遊び場、プールや芝生広場で構成された家族で楽しめるレジャースポット。

2012年、ジェットコースターで死亡事故が起きました。
スタッフがコースターの軌道上で点検している際、気が付かなかった別のスタッフがボタンを押して発車させたという、ヒューマンエラーが原因。点検中だったスタッフが3人の小学生を乗せたコースターとレールの間に挟まれて出血性ショックによって死亡。乗車していた子供に怪我がなかったのが不幸中の幸いでしょう。

城島高原パーク

1951年に関西汽船が城島高原周辺の土地を買収し、大分県別府市の遊園地として1967年に前身のキジマモートピアランドを開業した後に事業譲渡を繰り返し、城島高原ファミリーパーク、城島後楽園ゆうえんち、セントレジャー城島高原パークと名称を変更しつつ、2012年に城島高原パークとなったのでした。

1992年、城島後楽園ゆうえんち時代に日本で初めての木製ジェットコースター「ジュピター」を導入しますが、2017年の8月に事故を起こします。
当時、お盆時期でありコースターの順番待ちを緩和するため、スタッフ2人が2両編成をお動かすためにコースの点検を開始しました。出発地点にいる別のスタッフと無線で連絡を取り2回めの試運転を始めると、脇でレールをのぞき込んでいるところをコースターにはねられ2人共に地上に落下し、1人は重傷を負い1人は亡くなったのです。

他にも1998年、城島後楽園ゆうえんち時代にゴムで乗客を打ち上げる逆バンジージャンプ「スカイショット」にて、ゴムとワイヤの結合部分が外れ、座席が鉄塔に衝突て地面に落下し2名が重軽傷を追う事故が発生しました。

グリーンピア大沼

北海道の函館から北上してすぐの位置にある大沼国定公園の側にあり、大自然の中で夏期、冬期とそれぞれのアクティビティで楽しめるリゾートホテルです。

2022年、地元の自動車ディーラーが開催したモータースポーツ体験イベントで事故が起きました。
運転を終了しピットレーンに入るつもりだった女の子が運転するゴーカートがブレーキとアクセルを間違えてしまい、コーナーを曲がり切れず見学者に突っ込み、男の子が巻き込まれて亡くなりました。

生駒山上遊園地

奈良県生駒山の遊園地で「スカイランド」と呼ばれていた事もありました。標高が高めの山の上にあるので夏でも過ごしやすく行楽地で、入場料はなんと無料。

駐車場から山の上の遊園地までを結ぶ、ケーブルカーとスキーのリフトを合わせた様な「スカイシャトル」という乗り物がありました。1994年、友人が乗っている前の車両に乗り移ろうとした男性が転げ落ち車両とレールに挟まれて死亡、男性を助けようとした女性も重症のケガを負います。

2019年7月、全長25mで高低差10mの筒状滑り台「チューブスライド」で、有料エリアのプレオープンに招かれていた幾人もの子供たちがケガを負う事故が発生しました。
スピードが出過ぎたことが原因でチューブ上部、天井部分に頭をぶつけ、2日間のプレオープン期間に15名の子供が擦り傷等の軽症、試験的に滑ったスタッフが骨折し、しばらく使用中止になりました。

浜名湖パルパル

うなぎで有名な静岡県の浜名湖、その湖畔にホテルが隣接する地元では人気のリゾート遊園地。1959年に遠鉄舘山寺娯楽遊園地として開業し、1997年にリニューアルし今の「浜名湖パルパル」に改名されます。

1965年の遠鉄舘山寺娯楽遊園地時代、遠足で来ていた女の子が弟と一緒に観覧車に乗り、ドアを誤って開けて転落死しました。
2022年、小型のジェットコースター「ジャングルマウス」の利用者が停止時に安全バーに胸を打ちつけました。帰宅してから病院へ行くと胸骨骨折ということが判明します。コースターが導入されて以降、人身事故はなく朝の点検では異常がなかったそうです。

小山ゆうえんち

小山ゆうえんちは、1960年に栃木県小山市で花の園(百花園)を開園し、1964年に小山遊園地として創業します。徐々に施設を充実させ、首都圏でテレビCMを放送するほどの人気遊園地に発展しますが、バブル崩壊の影響とレジャーの多様化によって客足が遠のき、経営母体の会社と共に2005年に閉園しました。
桜金造がプールの中から現れる「おやまゆうえんち~」というCMを覚えている方も少なくないと思います。

1970年、スペースマンで死亡事故がおきます。どういった遊具であるか資料が見つかりませんので詳細に関しては不明ですが回転遊具のようで、乗っていたカゴから幼児が転落し、地面と挟まって亡くなったようです。
1971年には、ジェットコースターで死亡事故。アルバイトスタッフの高校生が利用者の落とした財布を拾うためコースターの線路内に入り、そこへ猛スピードで突っ込んできたコースターにはねられて全身打撲で亡くなります。

東条湖おもちゃ王国

兵庫県加東市の東条湖の湖畔にあり、前身の東条湖ランドが閉鎖した後、アトラクションの他に10館のおもちゃの部屋と低年齢層の子供と家族向けのテーマパークとして開業しました。

2021年、立体迷路「カラクリ迷宮のお城」で三階の床板が抜け落ちました。お城の形をした5階建ての迷路の中を、ロープをくぐったり階段を上り下りして仕掛けをクリアして指定されたゴールを目指すのですが、床を支えていた横木が腐食していたようで7名の利用客が転落し重軽傷を負っています。

ジョイポリス

ジョイポリスはSEGAによって運営されていた、当時最新の技術を駆使した室内型のテーマパークです。1994年に横浜の新山下に1号店が開店して最終的に国内9カ所に展開しますが、業績不振や借地契約満了で次々に閉鎖。現在、国内で残っているのは、CAセガジョイポリスの運営しているお台場の東京ジョイポリスのみとなっています。

2005年、シミュレーションマシン「ビバ!スカイダイビング」で死亡事故が起きました。
このアトラクションは座席を約9m上下させて、周囲のスクリーンに映し出された映像と下からのサーキュレーターで起こされる風によって、スカイダイビングを疑似体験するものです。
安全ベルトとハーネスで座席に固定させるはずが、乗客の胴回りが太いため安全ベルトが装着できず、安全バーだけの状態でアトラクションを作動させます。この乗客は足が不自由で、座席で踏ん張ることができずハーネスを塗り抜けて約5メートル落下、胸などを強く打って死亡しました。

事故の原因は乗客の身体的な問題ではなく、太めの乗客の場合は同様にハーネスだけで作動させるのが常態化してた事や、このアトラクションは、そういった状態の方の利用を遠慮していただく方針だったにも関わらず、乗客に付き添っていた介護職員が利用する前にスタッフに確認を取り了承を得ていたという。

関西サイクルスポーツセンター

大阪の金剛生駒紀泉国定公園内にある、自転車をテーマにしたテーマパークです。

2002年、パラシュートのついたゴンドラに設置された自転車に乗り、ペダルをこいで30m上昇した頂点から落下する遊具「サイクルパラシュート」で死亡事故が起きました。

当時、点検していたスタッフがゴンドラの近くで倒れていたのが発見され、病院に運ばれましたが間もなく亡くなります。詳しい状況は不明ですが、状況から運転前点検中の落下したゴンドラに挟まれたようです。

最後に

大人も子供も楽しめる遊園地にはいろいろなマシンがありますが、さまざまなリスクを潜ませています。事故をきっかけにパーク側は長期運休したり、テーマを入れ替えながら再始動することが多いです。
事故の原因はさまざまで運営側だったり、利用者側に何かしら落ち度があったこともあるでしょう。不運が重なることによって、思いがけない事故に巻き込まれる人もいます。

日本にはたくさんの施設がありますが、同じような事故が起きらないよう祈ります。

※画像はイメージです。

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コメント一覧 (2件)

  • 日本語がめちゃくちゃなところが目立ちます。投稿の前に見直さないんですね

    • 投稿の前に校正はしておりますが・・・。
      運営の問題で申し訳ございませんが、そのあたりの作業を1人でやっていて人手不足というのが正直な実情です。
      もし気になる部分があれば、なるべく早めに対応致します。助けるつもりで連絡頂けると助かります!
      これからもご愛顧頂けると有り難く存じます。

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