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都市伝説「13階段(じゅうさんかいだん)」の怪談は本当なのか?

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自分が住んでいるアパートの階段の段数を数えたことがありますか?
建物は、主に建築基準法に沿って建てられており、階段の幅や高さも規定されています。

住宅の外階段の段数に決まりはありませんが、階段寸法の規定からいくと、2階建のアパートの階段は、概ね14段くらいになっているそうです。
しかし、中には13段の階段があることを知っていますか?

「13階段は不吉」

こんな話を一度は耳にしたことがある、という方もいるのではないかと思います。
なぜ階段が13段だと不吉なのか。これにはいくつかの説があるのです。

目次

どうして13階段は不吉なのか

どうして13階段は不吉と言われているのか、解説していきます。

処刑台の階段

「13階段」は、戦後の処刑台の段数からきた言葉で、「13階段」自体が「処刑場」を表す言葉とされていました。「13階段」という言葉は戦後の東京裁判で東条英機元首相らA級戦犯7名の死刑が執行された1948年に広まったと言われています。
死刑台の階段が13段になったのはたまたまだったそうですが、この「13」という数字がキリスト教圏でも不吉とされていることから、「13階段は不吉」という説が広まったと言えます。

未知数説

大昔、人間が身体で計算できた数は手指の10と両足の2、計12であり、それを上回る13は「不可能(未知)の数」であるから本能的に不快感を感じたという説があります。

「非調和な数」説

古代から、時間や方位の単位には六十進法が使われてきました。中でも60の約数の1つである「12」は、暦や時間を校正する基準の数として、12ヶ月、12時間、12方位などのように生活に深く根付いています。

その12より1つ多く、素数である13はその調和を見出すとして不吉な数とされていました。

「宗教的要因」説

北欧神話では、12人の神が祝宴を催していた時に、招かれざる13人目の客としてロキが乱入しました。
狡猾で悪戯好きなロキは、盲目のへズをたぶらかし、ヘズの兄弟のバルドルを殺害させ、北欧神話の最終戦争「ラグナロク」を勃発させました。

キリスト教神話では、悪魔(サタン)を13番目の天使であるとする設定があり、これは土着神話のキリスト教化の中でこの北欧神話の話を元に生まれたとされています。また、聖書でも13という数字は特別な意味を持っています。イエスを裏切ったユダは、絵画にもなった「最後の晩餐」で13番目の席についており、またユダはイエスの13番目の弟子だったという説もあります。

さらに、キリスト教圏ではイエスが処刑されたのは金曜日であるとされており、この日を題材にしたホラー映画「13日の金曜日」が世界中で大ヒットしたことで、13という数字が不吉であることが世界中に知れ渡りました。

この「13日の金曜日」が不吉であるということは、あくまで根拠のない言い伝えであり、ユダはイエスの12人の弟子の1人だということは明記されており、これは「13」という数字に不吉なイメージを持たせるための、後付けの説だとも言われています。

Leonardo da Vinci, Public domain, via Wikimedia Commons

13階段にまつわる怖い話

お笑いタレントの島田秀平さんは、自身のYouTubeチャンネルでも怖い話を投稿しています。
その中に「13階段」にまつわる話がありました。

島田さんの後輩が下北沢にある、家賃8200円という超格安物件に引っ越しました。しかしそこは過去1年間の間に4名が入居したものの、そのうち3人は夜逃げでもするかのように1週間の間に出て行き、残る1人は2週間後、遺体で発見されたという、いわゆる事故物件でした。

島田さんと後輩は、不動産屋からそのアパートが13階段であり、不動産業界では「13階段は不吉な物件」だと言うことを聞かされます。この話を聞いてなお、後輩は引っ越しを強行しますが、入居から2週間後恐ろしい出来事が起こるのです・・・。

というような話です。

「13階段」は本当に存在しているか

都市伝説にもなっている「13階段のアパート」ですが、諸説あるものの以下のような特徴があると言われています。

  • 2階建てのアパートで、外階段の数が13段。
  • いわく付きの部屋は、外階段から1番近い「201」号室。
  • 短期間で住民が引っ越し(または死亡)してしまうため、破格の家賃が設定されている。

若者に人気の街で、破格の賃料。魅力的な条件に釣られて契約してしまうと、人でないモノに出くわしたり、あるいは命を落とす・・・ということもあるというのです。

建物は建築基準法に則って建設されるため、屋外階段についても、

  • 階段の二面以上、かつ、周長のおおむね1/2以上が外気に開放されていること
  • 手すりの上部が1.1m以上、外気に開放されていること

というように定められています。

一般的な、2〜3階建のアパートの場合、1階部分の高さはおよそ2m〜3m程度であることが多いとされています。そこから算出すると、階段1段の高さは約20cm程度。そのため、アパートの外階段は、11段から13段くらいになるのです。
そう考えると、13段の階段は特に珍しいものではありません。

事故物件の情報を提供しているサイト「大島てる 物件公示サイト」で検索してみると比較的下北沢周辺には事故物件が多いことがわかります。建物の構造上13階段のアパートが、“たまたま”事故物件の多い地域にあっただけ、ということなのでしょうか?

image source: 大島てる

まとめ

今回は「13階段」について紹介しました。
13階段が不吉だと言われている理由は、戦後の処刑台の階段が13段であったこと以外にも、神話や宗教からパッチワークされた情報から派生した都市伝説だと考えられます。

しかし、階段が13段であっても、多くはごく普通のアパートであることは間違いないのですが、その中に他の13階段の物件と全く同じ特徴を持っていながら、実は事故物件だったり、入居者の命を狙おうとするモノが潜んでいる、という可能性も否定できません。

あなたが住んでいるその部屋。外階段の数を数えてみたことがありますか?

※一部の画像はイメージです。

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