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23:59分何かが起きる?!シンガポール発!軍隊ホラー「23:59」

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密林、軍事施設、不気味な噂・・・このワードから皆さんはどんなストーリーを思い浮かべるだろうか。今回取り上げる「23:59」(2011年/シンガポール)はそんな不気味な噂が飛び交う密林の軍事施設を舞台にしたシンガポール発のホラー映画だ。
日本ではあまり馴染みがないシンガーポールのホラーとは、一体どんな映画なのか。今回はその魅力に迫ってみよう。

目次

怪談ミーツ軍隊!密林の基地でささやかれる死霊の噂とは?

一説には怪談と軍隊は相性がいいらしい。というのも、同年代の若者が集団生活を営む軍隊では怖い噂が生まれやすく、また同じ軍隊生活の経験者から共感も得やすいため、「軍隊怪談」として広まりやすいのだとか。日本で暮らす私たちにはあまりピンとこないかもしれないが、学校の怪談に置き換えればイメージしやすいかもしれない。前置きが長くなったが、今回取り上げる映画『23:59』もそんな「軍隊怪談」と呼ぶにふさわしいホラー映画だ。

舞台は密林にあるとある軍事施設。この基地にはかつて自ら命を絶った兵士がおり、その因縁で23:59分には怪異が起こるという噂がささやかれていた。ある日、その噂話で盛り上がった兵士たちが、面白半分で降霊術を始めるが……というのが本作のざっくりしたあらすじ。

肝試しが災いしたのか、それとも別の理由があるのか、お察しのとおり兵士たちは怪現象に見舞われる。まあ、ホラー映画のあるあるパターンなのだが、このありがちな導入から始まる霊障が派手さこそないもののなかなか面白い。シンガポールホラー独特の演出なのか、この映画の個性なのかわからないが、日本のホラー映画ではあまりない演出にところどころおっと思うところも。ホラー好きならそのあたりを他の作品と見比べてみても楽しいだろう。

兵士の祟り?謎の老婆?密林怪談の結末とは

軍事基地を舞台にした正統派「軍隊怪談」にして、独特ののホラーセンスが光る映画『23:59』。その独自のホラー演出が光るのはお化け屋敷的な小ネタの演出だけにとどまらない。物語のラスボスというべき霊(?)の姿も二転三転し、観ている人間を翻弄してくる。特に中盤で登場する謎の老婆は幽霊なのか人間なのかわからない独特の存在感をは放っており、「もしかしてこの映画『ヒトコワ』なの?」と推理を働かせてしまうほどだ。

そのほかにも主人公ポジションの青年に意外な過去があったりと、1時間ちょいの作品ながらなかなかストーリーが作り込まれている。ホラーが得意な人はこの基地で起こっている怪異の元凶がなんなのか予想を立てながら映画を楽しんでみてもいいかもしれない。また作中に登場するシンガポールならではの宗教観・死生観・風習などもみどころの一つ。日本と似ているようですこし違う、シンガポールの文化にホラーから触れることもできそうだ。

視聴のお勧め!

今回取り上げた『23:59』は集団生活内での噂話、悪ふざけからの肝試し、禁忌を犯したために頻発する怪異など、Jホラーでもおなじみの「あるある」を取り入れながら、独自の感覚で見ているものを翻弄してくるホラーだ。
マイナーな作品ゆえ少し試すのに勇気がいるかもしれないが、気になった人はぜひ観てみてほしい。

出演:Lawrence Koh, 出演:Henley Hii, 出演:Mark Lee, 出演:Henley Hll, 出演:Josh Lai, 出演:Tedd Chan, 出演:Tommy Kuan, 監督:Gilbert Chan, プロデュース:Freddie Yeo, プロデュース:Au Yuk Sing, プロデュース:Gary Goh
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23:59 (C) Magnolia Home Ent

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