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「巨頭オ」は実在するのか?

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「巨頭オ」とは、2006年2月22日に2ちゃんねるのオカルト板に投稿され、人々に知られるようになった不気味な都市伝説です。

目次

巨頭オのあらすじ

投稿者は数年前に一人旅で訪れた村を思い出し、無性に行きたくなります。数年前の一人旅の時には、村人から心を込めてもてなしてもらい、とても良い思い出があったようです。
その時、ちょうど連休だったので、投稿者は車で目的地まで行ってみようとします。しかし、目的地近くになっても目印の看板「この先●●km」が見えてきません。そのかわりに、「巨頭オ」という、奇妙な看板があったのです。

なんだろうこの看板は。変だなと思いつつ、投稿者はそのまま車を進めます。たどり着いたのは、長いこと放置されているような廃村でした。
数年前に訪れた時、村はこんな状態ではありませんでした。

以前の和やかな記憶とは程遠い有様に、投稿者は驚きます。そして、車から出て、廃村を探索しようとしたのです。
その時、投稿者の周囲に、なにかが現れます。
それは、頭の大きな奇妙な人影でした。廃村の草むらから、わらわらと現れ、その有様は不気味以外のなにものでもありません。

その巨頭たちは、頭を左右に振り、両手をぴたっと足につけた状態で、おかしな動き方で接近してきました。ひどくぞっとする動き方だったようです。怖くなって投稿者は車をバックさせ、すごい勢いで村から脱出し、ひたすら逃げます。

なんとか無事に家まで逃げ帰った投稿者ですが、「間違った村にたどり着いたのだろうか」と思い、地図で確認します。
しかし、やはりその不気味な廃村は、目的地の村に間違いがなかったのでした。

「巨頭オ」とは

「巨頭オ」とは、以前訪れた村が見違えるような廃村になっていて、しかも奇妙な巨頭の人間がたくさん出てきて迫ってくるという奇妙な話です。道を間違えたのかと思いましたが、その巨頭たちの住む廃村は、やはり以前訪れた、楽しく温かな村だったようです。

では親切な人々が住む温かな村が、どうして廃村になってしまったのでしょう?
そして、わらわらと現れた不気味な巨頭の人々は一体何者なのでしょう?
巨頭の人々は、かつて優しく投稿者をもてなしてくれた村人たちの変わり果てた姿だったのでしょうか?

この村で何が起きたのか気になります。人智を超えた異常ななにかが起こったとしか思えません。
それとも、巨頭の人々はそもそも人間ではなく、全く別次元の存在だったのでしょうか?

そして、奇怪な頭の大きな村人たちは、投稿者にわらわらと迫ってきて、なにをするつもりだったのでしょう。 
食べようとしていたのか。
捉えて自分たちの仲間に引き入れようとしていたのか。
 
「巨頭オ」という、不可解な看板についてですが、二通りの説があります。
本当は「巨頭村」と書いてある看板なのに、「村」の右側が消えていて、「巨頭オ」と読めてしまったのではないかという説。あるいは、「巨頭オ」の「オ」は文字ではなく、右斜め上を指す矢印だったのではないかという説。
どちらの説が正しいのかは、誰にも分かりません。

確かなのは、「巨頭オ」の看板こそ、この不気味な村の位置を示す重要な目じるしであるということだけです。

巨頭村?

この都市伝説に出てくる、頭の大きな人の住む村についでですが、そもそも日本には、「巨頭」という地名。もちろん「巨頭村」という村も、存在しないのです。

もしかしたら「巨頭オ」は、本当は「巨頭杉」なのに、看板が劣化して文字が消えて「巨頭オ」に見えたのかもしれないという考えもあります。「巨頭杉」ならば、あるいは日本のどこかに存在しているかもしれません。

しかし、この投稿に出てきたような「巨頭オ」の看板を発見したと言う話は、その後長い間、出てこなかったのです。
そのため、「巨頭オ」は、投稿者による創作なのではないかという説が浮上してきます。

あるいは、「巨頭オ」とは、異次元のものであるという見解もあります。これも2ちゃんねるに投稿された都市伝説ですが、例えば、「きさらぎ駅」のような、次元の異なる場所なのではないか、という考えです。
そう考えると、なかなか発見されないのも納得できます。

看板が発見される?!

この投稿は、投稿者による創作ではないのかと、多くの人が思ってきました。
しかし2018年の夏、「巨頭オ」と書かれた看板の写真が、なんとツイッターに投稿されたのです。
「巨頭オ」の看板は、確かに存在したようです。このツイッターでの投稿により、「巨頭オ」は再び人々の注目を集めることになりました。

このツイッターの投稿者によると、看板は鹿児島県の金峰山付近で発見したとのことです。
なんでも、偶然通りかかった林道の脇に設置されていたとかで、しかも投稿者は「巨頭オ」の伝説など知らなかったそうで、よくツイッターにアップしてくれたものだと思います。

この投稿の数日後に、他のネット民が現地調査を行っています。鹿児島県の金峰山付近の林道まで行き、該当物があるかどうか探したのでしょう。しかし、結果は、そういうものは見当たらなかったようです。
そのため、「巨頭オ」の看板の存在の真偽はあやしいままになっています。

改めて考察してみる

さて、この「巨頭オ」の伝説ですが、そもそも本当にそんな場所は存在するのでしょうか。
「巨頭オ」の看板だけが手がかりなのですが、その看板すら見つからない状態なので、真偽は不明です。
また、この「巨頭オ」を2ちゃんねるに投稿した人は、「時空の歪み」というスレッドにも体験談を投稿しており、もしかしたら創作なのかもしれないという見解もあります。

ただ、気になるのが2018年のツイッターでの投稿です。
「巨頭オ」の2ちゃんねるの投稿を全く知らない人が、たまたま通りすがりに見かけた看板を写真に撮り、ツイッターに投稿したと言う事実。
これは、とても重大な証拠のように思えてならないのです。

該当するであろう場所にまで行った人もいて、その結果、そんな看板は存在しないことになっているようですが、果たしてそれは、うのみにできるものなのでしょうか?鹿児島県の金峰山付近の林道は、何か所もあるはずです。
そんな不確かな情報だけで、「巨頭オ」の看板を探し出せるものなのか、はなはだ疑問です。

つまり、「巨頭オ」は、絶対に存在しない、とは言い切れないと思われます。
存在しないかもしれないが、存在しているかもしれないのです。

最後に

2ちゃんねるのオカルト板は、多くの興味深い都市伝説を生み出してきました。
「巨頭オ」も、その一つではあります。
存在するかどうかも怪しく、極めて不正確な代物ですが、可能性として、巨頭の人が住む謎の村は、本当にあるかもしれません。なぜなら、看板が発見されているからです。

それにしても、「巨頭オ」の村は、一体どこにあるのでしょうか。
鹿児島県金峰山付近、とされているのですが、結局、それは見つからずじまいでした。
もしかしたら、別の場所なのかもしれません。

それに、わたしは思うのです。
ツイッターで自分が訪れた場所の地名を正直にあげる人は、何人ほどいるのでしょうか。
匿名性の高いネットの情報です。鹿児島県金峰山付近という情報も、まるきりでたらめである可能性は決して低くありません。

だとすると「巨頭オ」は、すぐそばにあるかもしれないのです。

近所の山道。
雑木林が茂る寂しい道。
そんな場所を車で通ることは、ありませんか?
 
車を運転しながら、道に注意してみてください。
もしかしたら「巨頭オ」という古びた看板が、ひょっこり立っているかもしれないのです。
不気味な巨頭たちは、すぐ側まで迫っているかもしれません。

※画像はイメージです。

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