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国を守るため自衛官になったある若者のその後

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大学卒業後、「国を守りたい」と自衛隊に入隊した知人がいました。
そしてその後、彼は・・・

私は社会人になってから、総合格闘技を習い始めました。
その時、同じ道場内に大学生の男性がいたのですが、彼は卒業後に自衛官になり、道場に来なくなりました。お別れ間際に少し話をしたところ、照れくさそうにしながらも彼は「国を守りたい」と言っていました。
自分の体を張り、命を懸け、国を守ることに意義や使命感を持っている彼に、私は好感を覚えました。体が大きく、強く、優しい性格の持ち主で何だかピッタリだとも思っていました。

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再会した彼は?

しかし、1年か2年後に、私は彼とまた道場で再会しました。
私は熱心に通っている方ではなかったので、たまたま自分が来た日に、たまたま彼も来ていたのだと思いました。
時間ができたとか、勤務先が近いとか、何らかの理由で道場通いを再開させたのかなあと考えたのです。

早速彼に話を聞いてみると、彼は照れくさそうにこう言いました。
「ああ、やめちゃったんです、自衛隊」
え!?そうなの?
私は驚きました。

彼の理由

理由を尋ねたら、「プライベートな時間があまり取れなくて、それがつらかった」「給料が安かった」という2点を挙げていました。
現在は実家に戻り、地元の会社に就職して働いているとのことでした。

意外でしたが、少し微笑ましい気もしました。
私から見ればスーパーマンのような彼でしたが、やっぱり同じ人間であり、普通の人間と同じような心境を抱くのだなあと感じたのです。

自衛官や警察官などに対して私はそれまで、体力があり、ストレスに強く、不屈の闘志と忍耐力を持っている、いわば「特別な人たち」というイメージを抱いていました。
しかし彼があっさりと自衛隊を辞めて戻ってきて以来、彼らもやっぱり同じ人間なのだと思うようになりました。いくら体と精神を鍛えても、普通の人たちと同じような欲求を持つ、普通の人間なのですね。

そして

なお彼は、自衛隊に行く前と比べ、非常に体が締まり、動きがシャープになっていました。自衛隊内でフィジカルトレーニングや格闘技の練習を相当していたらしく、その成果が出ているとのことでした。
格闘技は好きなので、これはずっと続けたいと言っていました。人にはそれぞれ、向いている道があるのでしょう。

※画像はイメージです。

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