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実写映画化した「空母いぶき」

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ビッグコミック誌上に連載中のかわぐちかいじの漫画「空母いぶき」が2019年5月に実写映画化されました。専守防衛を旨とする自衛隊が、初となる攻撃用途に使可能な航空母艦を保有したという設定で描かれている作品です。

今回の実写映画化では、主人公の秋津竜太役を西島秀俊さん、新波歳也役を佐々木蔵之介さんがが演じます。西島さんが演じる秋津は航空自衛隊出身にして空母いぶきの艦長、佐々木さんが演じる新波は海上自衛隊出身にして空母いぶきの副長という役どころになっています。

(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

原作の漫画では、新型護衛艦「空母いぶき」のの艦長と副艦長という立場、バックボーンの相違を軸にして、相互に容認できる部分とそうでない部分、またはそれらの対立を乗り越え、切迫する事態の対応が克明に描かれています。また、同作者による『沈黙の艦隊』と同じく、国際政治の場における当事国のに日本・中国をはじめとする各国の首脳たちの姿勢をも描き出す作品となっています。

原作では物語は、20XX年10月、中国の工作員による「尖閣諸島中国人上陸事件」の発生から始まります。この1年後に「空母いぶき」が就役、中国軍による日本への侵攻、先島諸島(与那国島)や尖閣諸島の制圧が行われます。この中で自衛隊初となる戦死者が発生、さらに中国側には話し合いの意思がないと日本政府は判断、総理の指揮によって、史上初の防衛出動が出されます。こうして自衛隊と中国人民解放軍との武力衝突が避けられない状況へと突き進んでいきます。

(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

「空母いぶき」が前線へと向かう中、中国も即応し、新型空母「広東」が先島諸島へと進みます。日中両政府の外交交渉は決裂し、ついに実力行使による作戦「隼」が発動され・・・。

現実には未だ戦闘機を発着可能な艦船は保有していない自衛隊しか持たない我が国において、大いなる仮説としてのフィクションを作者「かわぐちかいじ」氏の持ち前の筆致で描いた作品です。

 

(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

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