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忘れ得ぬ赤城モデルとの出会い

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ひがみっぽい言い方かもしれませんが、今の若い軍艦オタクの方々は実に幸せだと思います。
ウオーターラインシリーズなどによって、大戦中に活躍した帝国海軍の軍艦はほぼ全てがモデル化され、その艦容を把握する事が出来るからです。

目次

1970年前後の空母のプラモデル

ウオーターラインシリーズが発足する少し前の1970年前後、帝国海軍艦艇については、戦史に関する書籍や雑誌に掲載された写真でしか見る事が出来ませんでした。その写真といっても点数は限られ、何せ古いモノクロですから、判別しずらいといったらありませんでした。

駆逐艦、軽巡洋艦のモデルは皆無に等しく、重巡洋艦は鳥海型と妙高型だけでした。
海戦の主役としての空母のプラモデルと言えば当時は「信濃」だけで、待てど暮らせど他の空母モデルは一向に現れる気配を見せません。南雲艦隊の「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」などは幼い小学生モデラー仲間の間で話題に上るものの、艦の全貌についての情報は皆無に等しかったのです。

ウオーターラインシリーズの出現

こうした空母のプラモデルを手にする日が来るなんて、ホントに夢のまた夢という感じでしたね。
しかし、まさかが実現!ウオーターラインシリーズによって「赤城」と「飛龍」のモデルが発売されたのです。

いやはや、実に信じられませんでしたね。
多分、1973年ころのエポックではなかったかと思います。

感激を通り越して、ただただキットの箱絵に暫し目が釘付けになってしまったのを今も覚えております。
とりわけ「赤城」のモデルには感服しました。

起伏の激しいクラシカルな船体は、正直言って度肝を抜かれました。
加えて、何と飛行甲板は艦の中央部付近から艦尾にかけて下降の勾配が付いているではありませんか。
艦を横から眺めると、飛行甲板が緩やかな”へ”の字になっているのです。

こんなの有り?

南雲艦隊の旗艦ということもあって、子供たちに人気のあった「赤城」。
しかし、赤城は傾斜の付いた飛行甲板を有していた”空母の異端者”であったという事実が、実に衝撃的でしたね。

今は三段飛行甲板を装備していたころの「赤城」と「加賀」のモデルも入手できる時代となりました。
私の小学生当時のプラモデル事情と比べますと、全くもって隔世の感があります。

ハセガワ(Hasegawa)
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