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秋葉原通り魔事件の真相を考察

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秋葉原通り魔事件は、2008年6月に東京の秋葉原で起きた無差別殺傷事件。

犯人の加藤智大が、秋葉原の歩行者天国において2tトラックで横断歩道に侵入、そして5名を撥ねて3名を殺害、タクシーに接触してトラックが止まると加藤は下車。
その後刃物で次々と通行人を襲い、最終的に合計17名を殺害した事件です。
秋葉原は地獄絵図の如くなり、日中の事件であったために多くの人が被害・目撃をした事件でもあったのです。

目次

犯人・加藤智大とはどんな人物?

加藤智大の犯行動機は殺人が目的ではなく、ネットの掲示板荒らしへの抗議だったと言われ、事件直前には退職に関するトラブルもあったという話です。
事件を起こす前に、トラックは2005年に発生した仙台アーケード街トラック暴走事件を、ナイフで襲うのは2008年の土浦連続殺傷事件を参考にしたといいます。

加藤智大は知人の話によると、アニメが好きで同僚と盛り上がっていたといいます。
怒りっぽい性格ではあったものの、失敗を反省したりといった面も見られたのだそう。
事件を起こして意外ではなかったものの、踏みとどまれるタイプの人だと思っていたと話しています。

事件後の社会的な影響は?

加藤智大は精神鑑定で、責任能力ありと診断を受けました。2011年3月24日に死刑判決が言い渡されていますが、すぐに控訴。そして2015年に上告が棄却され死刑は確定しました。

事件の反響は大きく、多くのところに爪痕を残しています。まず、事件から6年後の2014年に加藤の弟が自殺しており、1週間前に週刊誌の記者に手記を送った後の出来事でした。そして通り魔事件後は、日曜日と祝日の12時から17時までしていた秋葉原の歩行者天国を当面中止。自治体や地元町会・商店街の検討会により、パトロールが強化され、監視カメラの数も増えています。
結局2011年まで歩行者天国は中止された状態でした。

また事件の影響を受けて銃刀法が改正され、刃渡り5.5cmの両刃のついた、ダガーナイフが原則所持禁止となりました。
そして当時派遣社員の雇用問題が元々問題となっていたこともあり、労働者派遣法が2012年に改正されています。

本当は真犯人がいる?色々な不審点が浮上

この通り魔事件ですが、冤罪説も根強くあります。嘘の証言している、真犯人や共犯者がいるのでは?などといった内容が多くみられるのです。
果たして本当に犯人なのか?不審点を挙げていきます。

まず犯行が非常に短時間だったことです。
犯行時間は2,3分で、12人もナイフで襲えるかという点が指摘されています。
歩行者天国で人が多かったとはいえ、これはかなりの数です。
実際にその道にプロに聞き込みをしたようですが、ほとんどの人は「不可能」と答えたといいます。

また、犯人も車の事故を起こした後の犯行であるため、怪我していた可能性もあります。

興奮状態だったのではないかという指摘も出ていますが、それにしてもかなりの手際の良さを感じずにはいられません。
そして加藤智大は逮捕されるときはとても冷静で息もあがっていなかったそう。12人も刺しているからには、興奮状態で息が切れている方が自然といえます。

もう一つが加藤智大の衣服が、返り血を浴びずに綺麗だったことも不審な点といえます。
新聞によると、犯人のジャケットは返り血で真っ赤となり、道端も被害者の血で染められていたと報道されました。
しかし防犯カメラなどで映し出されている犯人の画像を見てみると、ジャケットはきれいな状態なのです。
なぜ上着がきれいなままなのかで謎が深まるばかりです。

そして有名な画像に、犯人がダガーナイフを持って走る姿がありますが、手にも血糊がついていないようです。
大人数を刺しているために、現実的に考えて不審に感じずにはいられません。

また、秋葉原通り魔殺傷事件の不審点に、加藤智大は犯行前に福井県内にあるショッピングモールでナイフを購入しています。その時の様子はしっかりと防犯カメラに写っており、計画的な犯行であればかなり稚拙な方法といえるのです。

セオリー的には、ネット購入などを利用すると証拠が残りにくいといわれます。
そして犯行時刻を掲示板に予告し、直前までリアルタイムで実況までしていたのだそう。
しかし直前になぜか自分のメールやアドレスなどを削除しているそうです。
自分を見せたいならば、メールやアドレスを消すのは少し不自然です。
そういったことなどから、「実は共犯者がいた」「黒幕がいた」などの説が出てくるようになったのです。

そして目撃者の情報と証言が一致しないという、不可思議な話も耳にします。
目撃情報によると、「トラックから降りてきたのは小太りの男で、次々に刺して返り血を浴びていた」と話していたそうです。

また、別の人の証言で犯人は40歳くらいで団子鼻だったのだという話があります。
加藤智大の顔や体型を見てみると、鼻は細くて体型も細身でだいぶかけ離れている印象です。
そして犯人が所持していたのは刃渡り13cmほどの短いナイフでしたが、被害者の中には胸を貫通している人もいます。

このような傷は短いナイフでは不可能で、別の刃物でないと難しいです。
しかし加藤は短いナイフしか所持していなかったことから、別の人の犯行とも噂されているようです。

結局真犯人は誰だったのか?

それらの情報から、実は「真犯人」がいたのでは?という噂が出ています。
加藤智大はネットのつながりが盛んだったことから、ネットで陰から操っていた人がいたのではというのです。

それは目撃情報を総合すると、「小太りな団子鼻の男」といえるでしょう。
鼻の特徴はともかく、体型を見間違えることはなかなか難しいものです。

最後に誰が一番得をしたのか?

しかしこれだけの食い違いがあるものの、真犯人のして加藤智大がなぜ逮捕されたのか?
そしてたまたまたまたまテレビと警察が近くにいたというのは、用意周到すぎるといわれています。
そしてスクープ映像は、倒れていた女性が消えていたりと嘘の映像ではないかという噂もあるのです。

そして一つの噂ですが、あらかじめ警察官が配置されており、テレビ関係も付近で待機していたという陰謀論も出てきています。その場合、加藤智大は実行犯ではないものの、ネットで操られ真犯人に仕立てられたということでしょうか?
はっきりしたことは、裁判などでも加藤は多くは語らないためにわかっていません。

以上秋葉原通り魔殺傷事件のおかしな点についてを紹介していきました。
目撃者と犯人の特徴が食い違っている点などが多いこともわかっています。
真実はわかりませんが、こういった説もあることを知って頂けたら幸いです。

※画像はイメージです。

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