南米で発見された2体の小人のミイラ。実はエイリアンと人類の交配種だったのではという仮説を紹介します。
チリで見つかった小型エイリアン ”アタカマヒューマノイド”
2003年、チリ北部のアタカマ砂漠において、奇妙な小さいミイラが発見されました。
長さは18センチほど、細長い頭部を持ち、明らかに地球人とは異なるフォルム。このミイラの発見に、誰もがエイリアンのミイラが発見されたと騒ぎ立てました。
しかし、事実は意外なものでした。
最新のDNA検査で判明した事実によれば、このミイラは現地人のDNAを色濃く残し、6年ほど生きていた形跡があったそうです。結論から言えば、このミイラは6歳ほどで亡くなった女の子で、かなりの未熟児として生まれたのではないかというものです。
確かに、これほど小さな人間が存在するのかという疑問はあります。
この疑問に対しては、ホモ・フローレシエンシスという身長90センチほどの原人が、インドネシアで2003年に発見されており、小さな人間の存在は実証されています。
とはいえ、アタカマ砂漠で見つかったミイラは、18センチほどの大きさで、インドネシアで発見された原人の5分の1の大きさなのであまりに小さすぎるといえるでしょう。
最新のDNA検査でも解明できない謎
このミイラにDNA検査を施したところ、現地人のDNAが検出されました。
しかし、現地人のDNAを色濃く残すとはいえ、合致率は91パーセントにすぎず、残りの9パーセントが不明なのです。
さらに不思議なのは、現地人のDNAの他にヨーロッパ系のDNAも含まれている点。
チリは1500年代にヨーロッパにより植民地化されたので、このミイラはその時以後に生まれたことが分かります。
ということは、16世紀以後に彼女は生まれたことになります。では、残りの9パーセントの未知のDNA、どのように解すべきでしょうか?
アタカマヒューマノイドは地球人とエイリアンの交配種だった?
文献によれば、1600年代に当地を訪れた宣教師がUFOを見たという報告があります。
ここから1つの仮説を考えることが出来ます。
15世紀に南米にヨーロッパから侵略者が来たと同時期、エイリアンもこの地に飛来。
エイリアンのDNAと現地人のDNAから人工的に生命体を作った、そのミイラがアタカマヒューマノイドではないでしょうか。
残りの未知のDNA、エイリアンのそれだと解すれば筋が通りますね。
もう1つの小型エイリアン ”アッタボーイ”
さて、アタカマヒューマノイドが発見されたときからさかのぼること70年前、1933年にこのアタカマヒューマノイドによく似たミイラが世間をにぎわせました。
長さは18センチほどで、アタカマヒューマノイドに酷似しています。
これは、アッタ・ボーイと呼ばれ、どのように手に入れたのかなどの来歴は不明。
ただその写真にはこのように書かれています。
「JIVARO-PERU」(ジバロ ペルー)
ジバロとはペルーの原住民のこと。おそらくは、このアッタ・ボーイはペルーの原住民から譲り受けたと推測できます。
アタカマヒューマノイドが発見されたアタカマ砂漠は、チリとペルーの国境にあり、2つのミイラの関係性が指摘されました。アッタ・ボーイもエイリアンの交配によって生まれた人工生命体なのではないか、と。しかし、残念ながらアッタ・ボーイは行方不明になっています。
もしアッタボーイにもDNA検査がなされていればと思えば、残念で仕方ありません。
いかがでしたか?
今回は南米で時を超えて発見された小型ミイラについて紹介しました。
小型エイリアンのミイラであったらと思うと、ロマンが湧きますね。
※画像はイメージです。
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