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オールモスト・ヒューマンが面白い!

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このドラマは短命ではありますが、意外に面白かったSF刑事ドラマです。

時代は2048年、爆発事件で片脚と相棒を失い、2年ほど昏睡状態にあったせいで記憶を一部なくして心に傷を抱えているケネックス刑事が現場に復帰して、あまりに感情がありすぎ人間っぽすぎるとおしゃかにされたドリアン型のロボットを相棒にして事件を捜査することになりました。

ケネックス刑事は完ぺきなまでの義足で行動に不自由はないのですが、事件のトラウマなどでさらに輪をかけて偏屈になっていて、最初に押し付けられた感情のない相棒の新型ロボットが気に入らずに走行中の車から落として壊しちゃう乱暴なところがありました。

古い型のドリアン・ロボットの相棒はお気楽な明るい青年っぽいところがあり、また感情が抑えられないところがあるので、凸凹コンビ誕生というわけです。

どの刑事もののドラマでも、一癖も二癖もある同僚たちの捜査中や車中でのおしゃべりで性格の違いが現れるのは、けっこうおもしろいし、ドラマの見せ場の一つになっているのですが、感情のあるロボットと人間の会話もかなり興味深くて面白かったです。
ケネックス刑事が機嫌悪そうにしていると、勝手にスキャンして健康診断までしてくれたりもしますしね。

このケネックス刑事を演じているのがカール・アーバンで、JJ・エイブラムス製作の映画「スター・トレック」の若いドクター・マッコイ役でもお馴染みです。ちなみにオリジナルの「スタートレック」、日本の吹き替えでは機関主任はチャーリー(実はスコッティ―)、パイロットはミスター・カトー(スールー)というのは有名です。

そしてドクター・マッコイも本当は「ボーンズ」と呼ばれていましたが、日本の吹き替えではドクター・マッコイだったのです。なので、新しいパラレルワールドのスタートレックの映画で問答無用にボーンズを出すと、翻訳者がオリジナルを知らないのかなと思ってしまいますよね。

ボーンズと呼ぶのは、昔は戦争などで負傷したら腕や足をやたらとのこぎりで切断したことから、船医を「Sawbones(外科医)」と呼んでいたことからだそうで、ドクター・マッコイに限ったことではないと思います。

で、「オールモスト・ヒューマン」は近未来のSFではありますが、アメリカでは近年日本の「ラーメン」が流行最先端の食べ物であることもあって、ケネックス刑事が屋台でラーメンを食べるシーンがあるのもおもしろいです。

渋いケネックス刑事と明るいイケメンのドリアンとてもいいコンビなのに短命に終わったのが残念です。
「オールモスト・ヒューマン」ミリタリーファンにもおすすめです。

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オールモスト・ヒューマン ©2014 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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