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菊地秀行先生の名作「風の名はアムネジア」

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さて今回ご紹介するSFアニメ作品は、魔界都市シリーズでお馴染みの、SFホラー作家である菊地秀行先生の名作の一つである、「風の名はアムネジア」を紹介したいと思います。

1983年にSF小説作品として発表された今作。
記憶を奪う風「アムネジア」が吹き荒れた事で、地球の全ての人類が知性と理性を失い、本能のままに生きる原始人に退化してしまった近未来。

文明社会が滅び、人類の全ては原始人と化し、本能のままに生きる人類で溢れ返るアメリカ大陸を舞台に、唯一記憶を持つ美女・ソフィアと知性を与えられた青年・ワタルは崩壊したアメリカを巡り、様々な人々と出逢い、本当の人間を探し求めていく終末世界を舞台にしたSF作品です。

(C) 1990 風の名はアムネジア 菊地秀行 朝日ソノラマ ジャパンホームビデオ ライトスタッフオフィス

この作品は1990年にアニメ映画作品として発表されており、監督は「ファイブスター物語」で有名を馳せた「やまざきかずお」監督で、監修は長編アニメの巨匠である「りんたろう」と「バンパイアハンターD」などのアニメを手掛けた「川尻善昭」と、豪華なお歴々が関わり、声優陣も主人公のワタルには矢尾一樹氏、ヒロインのソフィアには戸田恵子氏、ワタルの記憶を取り戻してくれた少年・ジョニーには山口勝平と、豪華な声優陣が出演し物語を盛り上げてくれます。

物語のあらすじは、忘却の風「アムネジア」が突如として吹き荒れ、地球の全ての人類はその日を境に知性と理性を失い、原始人の様に退化してしまったのです。
偶然にアメリカを旅をしていた青年・ワタルは、記憶を失いアメリカを一人彷徨っていました。
そして偶然に入った研究所にて、巨大な力を持つ大男とそれと対峙していた少年・ジョニーと出逢います。

(C) 1990 風の名はアムネジア 菊地秀行 朝日ソノラマ ジャパンホームビデオ ライトスタッフオフィス

その研究所は人間の頭脳を研究する施設で、大男は超能力を引き出す為に研究された人体兵器で、ジョニーはそれを止める為に戦っていたのです。
その戦いに加勢し、ジョニーの危機を救ったワタルは知性を与える機械によって人間性を取り戻し、ジョニーにワタルと言う名前を貰いました。

ジョニーは、アムネジアの風が吹いた時、頭に機械を埋め込まれていたおかげで記憶を失う事はなかった為に知性を失わずにすんでいたのです。
そんな彼と共に色々な事を学ぶ中で、ワタルは生きる術を学んでいきます。
でもジョニーはやがて衰弱し、命を終えようとしていました。

(C) 1990 風の名はアムネジア 菊地秀行 朝日ソノラマ ジャパンホームビデオ ライトスタッフオフィス

そしてワタルにこの記憶を奪った風の秘密を解いてほしいと臨終の間際に約束し、彼の死後、ワタルはジープに乗りアメリカ大陸を巡っていました。
ある都市に入った時、治安維持を目的とした兵器ガーディアンに遭遇し、戦闘を繰り広げる中で記憶を失っていない女性・ソフィアと出逢います。

ソフィアに今までの経緯を話し、旅の仲間として加わった彼女。
はたして二人の旅は──と、物語は進んでいきます。

(C) 1990 風の名はアムネジア 菊地秀行 朝日ソノラマ ジャパンホームビデオ ライトスタッフオフィス

ディストピアのある世界観の中に、終末の世界を盛り込み、滅びゆく世界を知性を持つ主人公とヒロインが渡り歩き、その中で、出会う人々から何かを学んでいく、そんな主人公の強さとカッコ良さが演出されたアニメ映画でもありました。

物語が終盤を迎える中で明かされるソフィアの秘密と、ワタルを追うガーディアンの一騎打ちと目の離せない内容は、今も色あせない名作のアニメ映画として自信をもっておススメの出来る作品です。

ジャパンホームビデオ
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いば・よしあき
昔はSFアニメをよく見ていました。
夏休みのアニメ劇場をかかさずチェックしていたものです。
好きなSF作品は強い主人公が厳しい世界を生き抜いていく、そんな作品が好みなライターですがよろしくお願いいたします。

(C) 1990 風の名はアムネジア 菊地秀行 朝日ソノラマ ジャパンホームビデオ ライトスタッフオフィス

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