古代核戦争説は本当か?

先史時代に核戦争が起きて、文明はすべて破壊されたという説は信じるに足るものなのでしょうか。

モヘンジョダロ遺跡の怪

インダス文明のモヘンジョダロ遺跡近くに、放射能の影響と思われる白骨が46体発掘されました。高温にさらされて突然死をしたように思われたからで、周囲のエリアは黒いガラス質の石が覆い尽くしているとのこと。溶けたレンガやガラス化した壺も見つかっています。何やら本当のようにも思えてきました。

インド古典に見られる記述

「ラーマーヤナ」や「リグ・ヴェーダ」には核爆発を連想させる記述が確認できます。例えば「太陽が一万個集まった光輝く柱」「恐ろしい風」「うなる雲」など、火球や強烈な熱線・衝撃波・放射能汚染などが書かれているのです。ガラス質の土壌は核実験場でしか見られない人工的なものですから、これらは理解不能の記述です。

自然界の核分裂

ガボン共和国オクロには、ウラン鉱床があるのですが20~25億年前にウラン235が臨界に達したことがあるとフランスの物理学者フランシス・ペリンが1972年に発見をしました。ウランの同位体比から推定したのですが、「天然原子炉」は鉱床の16箇所に見られました。

それが古代核戦争説の論拠か

カラス質の石と言い、核戦争を思わせる古代文献と言い核戦争説は本物かと感じますが、天然原子炉の存在は更に論拠とされてしまいました。「人類は核戦争で一度絶滅したのか?」と言う説は、巨石遺跡の謎と相まって信憑性を帯びてしまいます。

核の冬により…

本当に太古に核爆発が多数あったとしますと、地球上はチリで覆われ太陽光は遮断され、生き残っていた生物も全滅する運命をたどります。いわゆる「核の冬」と言う現象で生命は生き残れないのですから、現代の生き物たちの存在はどのように考えればよいのでしょうか。全滅したのなら、いるはずもないのです。従って、「古代核戦争説」なるものは空想でしかありません。

あえて肯定し空想すると…

しかし、肯定的に空想すると太古の高度に発達した文明は、自然原子炉の存在で核の秘密に気が付いたと考えられ、核爆弾の開発を経て核戦争を引き起こしたと空想します。一度死滅した生命は、宇宙からの生命源により再び一から進化をやり直し現在に至ります。現代は核開発に血の道を挙げ、原爆・水爆の保有競争を繰り広げていますので、遅からず太古の二の舞になりそうですこのように宇宙の歴史は繰り返しているのかも知れません。

eyecatch source:英語版ウィキペディアのGhanghroさん, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由

最新情報をチェックしよう!