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異世界エレベーターと人間の心理

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『エレベーター 異世界へ行く方法』とネットで検索すると、エレベーターのボタンをある手順で押すと異世界へ行けるという都市伝説はおろか、体験談までも複数閲覧できます。
いったいなぜ『エレベーターと異世界』という、一見関係のなさそうなものが結び付き、このような都市伝説が生まれたのでしょうか。
その理由について、私の考察を書いていきたいと思います。

目次

エレベーターで異世界に行ける?

『エレベーターに乗っている時、ある手順の通りにボタンを押すと異世界へ行ける』という都市伝説があるのを知っていますか?
この都市伝説の初出は2chオカルト版で、実際に異世界へ行った体験談や奇妙な心霊体験をした報告などをネット上で読むことができます。

調べたら何パターンか出てくるので、あえてここでは異世界へ行く方法を記載しません。
お試しになる際は自己責任でお願いします。

この都市伝説やネット上の報告が嘘か本当か、その真実を知ることはできませんが、このような『異世界へ行ける方法』が生まれた背景には何か理由があると私は考えています。
それらについて、少し考察などをして探っていきたいと思います。

閉鎖空間と霊的現象

そもそもエレベーターのような、扉で閉ざされ、四方を壁に囲まれた閉鎖空間は心霊体験や怪談が生まれやすい場所なのだと思います。
閉鎖空間が人間に及ぼす心理的負担は様々あり、閉鎖的な空間でパニックを起こす不安症の一種である閉所恐怖症を経験する人も珍しくありません。

閉ざされた空間というのは人の心身に圧迫感を与え、エレベーターならば『途中で事故が起きて閉じ込められてしまうのでは』という嫌な想像をしてしまう人も少なくないと思います。
そういった心理的ストレスの中で閉所に自分の身が置かれ、ワイヤーによって宙に吊るされた箱の中に閉じ込められているという状態が恐怖や不安と結び付き、心霊体験という形でエレベーターの怪奇現象が複数生まれた可能性もあると思います。

心霊体験でなく異世界へ行く方法が生まれた背景として、エレベーターの構造に原因があるのではないかと私は考えました。
エレベーターに乗って上の階に上がる際、人は必ず浮遊感を感じると思います。
これは人の身体が上下方向において加速度(G)を体感し、体重に応じて負荷を与えてられているためなのですが、ここに『エレベーターで異世界へ行く方法』の都市伝説が生まれた理由があるのかもしれません。

エレベーターに乗った際に感じる負荷による浮遊感で、身体が元いた場所から引き離された感覚に陥るのと『宙吊りにされた、閉鎖された空間の中で別の場所に運ばれている』という状況が人の心理に不安や恐怖を与え、そこから『エレベーターで異世界へ行く方法』の都市伝説が複数人によって創作される心理に至ったのではないかと私は考察しました。

結局異世界へ行けるのか?

結論から言いますと、私は『エレベーターで異世界へ行く方法』はエレベーターという閉鎖空間に恐怖や不気味さを感じる人々が生み出した複数の創作物語であると考えています。
しかし昔から、狭い場所では幽霊やこの世のモノではない存在と遭遇する目撃談も複数語られています。

これも創作だと思って片付けてしまうのは簡単です。しかし、悪戯半分で異世界へ行く方法を試してしまうと、もしかしたら異世界へ行かずとも、本物の『得体の知れないナニカ』と遭遇するきっかけとなってしまうかもしれません。
幽霊も異世界も、決して『ない』と証明できる方法は何も存在しないのですから。

昔からエレベーターがなんとなく苦手で、けれど階段を上るのが面倒でエレベーターばかり使っていました。しかし、介護士をしていた時に幽霊が出ると噂されていた団地で車椅子の利用者様の送迎をしていた時に何度も奇妙な体験をしたので、すっかりエレベーターが嫌いになりました。
今は健康のために一石二鳥になると思いながら、エレベーターは避けて積極的に階段を使っています。

※画像はイメージです。

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