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ヘミシンクの体外離脱と幽体離脱は違うのか?

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長い付き合いのある友人がヘミシンクにはまってしまい、私に色々と進めてきました。
面白そうだったので、私もヘミシンク関連のCDを買って聴いたり、セミナーに出かけたり、有名なヒーリングサロンに出かけたのですが・・・ちょっと腑に落ちない事があって、そのことを書いていきたいと思います。

目次

ヘミシンクを体験してみた

地方でヘミシンク公認トレーナーの方がセミナーを開くというので、それに参加することにしました。一泊二日の予定でヘミシンクの基礎からフォーカス35までを体験するという計画で、言うなれば合宿のようなものですね。

当日は、私を含めて参加者は数名、それぞれ日本各地から集まって来ていました。
ヘミシンクに関しても説明や前置きは省きますが、この時のフォーカス10、12や15への探訪は上手くいったと思います。ガイドさんには会えませんでしたが、それなりに楽しく有意義だったと思います。

ただ一つ、腑に落ちない点があったことを除けば。

腑に落ちない点

何が腑に落ちなかったかというと、「幽体離脱」に関する解釈。
ヘミシンクには「体外離脱」という体験があります。現世から離れて、つまり肉体という殻を脱ぎ捨て、霊体の状態で別次元へ行く・・・というものです。
これって幽体離脱とどう違うんですか?とトレーナーの方に聞いたところ、「全く同じです」との回答でした。

その瞬間、「え??????」という状態に陥り、「全く同じ?ご冗談を!」というのが、私の正直な感想で、それは今も変わっていません。

私が知っている限り、体外離脱というのは「明晰夢」のようなものです。ヘミシンクで有名なとある人物の本を読んだ限りでは、大型客船に招かれて行ってみたら、船上パーティを開いていたのでそれに参加したとか、森の中の静かな場所にカフェがあるのを見つけたので、そこでガイドさんと過ごしたとか、そのようなことが書かれているのです。
そういうのは、明晰夢に関する体験談とそっくりなんですね。

幽体離脱と体外離脱

しかし、私自身が体験した幽体離脱というのは、それらと全く違います。
初めて幽体離脱を体験したのは、私が中学生の時で、ヘミシンクの「ヘ」の字も知らない時分です。初めて金縛りに遭い、その延長のように幽体離脱を何度も体験しました。

夜、夢うつつの状態で眠っていると、耳元で低い振動音のような、唸るような音楽のようなものが聞こえてきて、体がふわっと浮き上がるような気がしたら、するっと体から抜け出しているという感じです。そのまま自動的に寝た姿勢から立っている姿勢になり、部屋の中をうろうろ歩いたり、外に出て散策したり、ということをしていました。

面白いことに、霊体なのに足の裏に床の感触があったり、同時に布団で寝ている時の感触があったりしました。壁抜けができるかな、と思って壁に触ると固いという感じがしたり。なのに、玄関のドアから外に出るのに何の抵抗もなかったり・・・この辺りは固定観念が具現化しているのかな?と思うのです。

最初は歩いて行ける範囲しか移動できなかったのですが、ある日を境に飛躍的に距離が延び、また地面から離れて宙に浮いたり、空を翔んだりということもできるようになりました。

なにが言いたいのかというと

私の体験では、あくまでも幽体離脱した後の舞台は現実世界です。体外離脱で語られたような別世界へ行ったことなど一度もありません。そういう説明をトレーナーの方にしたかったのですが、なんせ時間の限られたセミナーです。参加者も多めでしたので、問いかけることができませんでした。

このトレーナー、実はよく判ってないのかな?とさえ思いましたが、しかし、よくよく考えてみれば、超自然現象とか、超能力とか、スピリチュアルとか、その他不思議現象というのは、まだまだ未知の世界です。

科学分野のようにきちんと整理され、分類された世界ではありません。個人が勝手にあれやこれやに名前を付け、勝手に解釈し、勝手に人々に流布している状態です。

要するに、混乱し、無秩序状態になっているのがまだまだ解消されていないのが現状ではないかと思います。その中で、違う、違わない、と各々が言い立ててもどうしようもないのかな、と割り切っているこの頃です。

※画像はイメージです。

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