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海自イージス「あたご」改修と韓国新型潜水艦の進水

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2018年9月11日、海自のイージズ艦「あたご」はイージスシステムにBMD(弾道ミサイル防衛)機能を追加したテストに成功。
同年9月14日、韓国では、射程約500キロ以上の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した新型潜水艦「島山安昌浩(ドサンアンチャンホ)」の進水式が行われました。
決して最優先される仮想敵国同士ではない・・・両国の海上兵器について少し報道から調べてみました。

まず、海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」。

■ 海上自衛隊 護衛艦あたご(DDG-177)14年4月26日 天保山埠頭
Hunini [CC BY-SA 3.0], from Wikimedia Commons

9/11にハワイ沖の太平洋上で弾道ミサイルの迎撃テストを実施、新たに搭載されたSM-3ブロックIB TU(Threat Upgrade)ミサイルを発射して、弾道ミサイルを模した標的を破壊することに成功しました。
このテストは、すでにイージスシステムをイージスBMDに対応させている、こんごう型ミサイル護衛艦の4隻に続けて、「あたご」が搭載しているイージスシステムに、BMD(弾道ミサイル防衛)機能をプラスして「イージスBMD」へと能力向上する改修を実施し、その機能が動作するかを検証するためのテストでした。
この成功で海上自衛隊は、弾道ミサイルに対処できるイージスBMDを実装した護衛艦を、「こんごう」型の4隻と合わせて5隻保有することになりました。

■ 海上自衛隊 護衛艦こんごう(DDG-173)

あたごの姉妹艦である「あしがら」(DDG-178)も改修工事が進行中となっており、2018年末に完了する予定となっています。また、2018年7月進水したミサイル護衛艦「まや」(DDG-179)とその姉妹艦(28DDG)は、建造の時点で同じくイージスBMDを搭載することになっているため、これら「まや」型護衛艦2隻が竣工する2021年には、弾道ミサイル対処能力を有する護衛艦は8隻が就役する予定となっています。

■ まや型護衛艦 2018年07月30日
チビすけ [CC BY-SA 4.0], from Wikimedia Commons

一方、韓国が独自開発した初の潜水艦「島山安昌浩(ドサンアンチャンホ)」は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載し、2010年1月に実戦配備される予定となっています。
この艦のミサイルについては、当然北朝鮮からの核・ミサイル攻撃が行われた際の報復攻撃を担うものと予想されつつ、一方で日本の海上自衛隊に対抗したものとの見方の出ています。

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