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メジャーリーグ、バンビーノの呪い?

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もはや都市伝説。メジャーリーグの呪いの話をご紹介します。

これはメジャーリーグのボストン・レッドソックスにあった呪いで、別名をベーブ・ルースの呪いと言います。
レッドソックスはメジャーリーグ創設以来のチームで、1903年の第1回のワールドシリーズで優勝した強豪でしたが、1918年以降はワールドシリーズ制覇が出来なかったのです。

これは1918年に大スター選手で本塁打王のベーブ・ルースを金銭トレードでヤンキースに放出した呪いだと、ずーと言われてきたんですね。
ちなみにバンビーノはイタリア語で赤ちゃん、ベイビー、ベーブのことです。

skeezeによるPixabayからの画像

ベーブ・ルースはレッドソックス時代は投手兼打者でしたが、ヤンキースでは打者に専念し、1920年のシーズンには1シーズン52本本塁打の大記録を打ち立てるなどで、ヤンキースの黄金時代を築きました。

しかしレッドソックスは低迷し、このトレードは歴史に残る失敗トレードとされ、その後はいいところまで行っても敗退していまうのでした。
そして勝っていてもまさに呪いのような1986年のメッツとのワールドシリーズでのビル・バックナー一塁手のトンネルエラーでの逆転負け、または2003年のヤンキースとのリーグチャンピオンシップ戦での延長11回のアーロン・ブーンの代打さよならホームランでの敗退など、劇的な負け方はレッドソックスファンの心をますます呪いだと落ち込ませたのでした。

1990年代後半だったと思いますが、たしか熱烈なレッドソックスファンが、自分が競売で競り落としたベーブ・ルースをヤンキースに売り渡した書類を、シーズン開幕初日にレッドソックスの本拠地フェンウエイパークのホームベースで焼いて呪いを解いてくれと申し出たのを球団が断った、というニュースもありましたが、ウィキを見ると色々なファンが様々な呪いを解く儀式や何かを行ったようです。

球団も、2002年にイエール大出身で弁護士の資格を持つ28歳のセオ・エプスタインが史上最年少でGMに就任、セイバーメトリクスを重視する方針を打ち出し、積極的な戦力補強を進めた結果、2005年のアメリカンリーグ優勝決定戦のヤンキース戦で、3連敗から4連勝という劇的な逆転勝利をものにし(代走デイブ・ロバーツの盗塁がきっかけだ)、その勢いでワールドシリーズも4連勝、ついに1918年以来の優勝を果たしたんですね。

そしてその後も07年、15年、18年と、21世紀になると別チームのようにワールドシリーズ強者になってしまいました。
ボストン市民歓喜!というか、もう勝っても当たり前になったみたいで、勝てないときはいつみてもぎっしり満員だったフェンウエイパークが、けっこうがらがらになっているのは球団も想定外だったかも。

ベーブ・ルースの養女がインタビューで「父はボストン時代の良い思い出を話していたので、呪いではない」と答えていらしたのを見たことがありますが、レッドソックスと言えばバンビーノの呪いといわれ、応援も人一倍だったファンも、呪いが解けて優勝が続くと気が抜けちゃったかもしれないなと思いましたです。

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