ロマンチックなミステリー!ベートベンの「永遠の恋人」はだれ?

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皆さんはベートベンにまつわる「謎」をご存じですか?
ベートベンことルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンといったらクラシックを代表する音楽家のひとりですね。
「月光」や「運命」、それから日本では年末にお馴染みの交響曲第9番などベートベンが作曲した音楽は一度は耳にしたことがあるでしょう。

音楽史や文学、芸術にすら影響を及ぼしたベートベンですが、実は今でも解き明かされない「謎」があるんです。
その謎の名前は「永遠の恋人」と呼ばれています。

目次

永遠の恋人、それは偉大な音楽家のラヴレター

「永遠の恋人」あるいは「不滅の恋人」とはベートベンが遺したラブレターのことです。
このラヴレターが発見されたのは1827年、ベートベンが亡くなった年となります。
発見者はアントン・シンドラーという秘書をつとめていた弟子とその友人2人で、ベートベンの甥に遺贈するための有価証券を探していたところ、見つけたそうです。

手紙の内容はとても熱烈で、その出だしは「私の天使、私のすべて、私そのものよ」と始まります。
そしてこのラヴレターが「永遠の恋人」と呼ばれる所以の部分では、「永遠の恋人よ。まだベッドの中にいるときから心はあなたのことでいっぱいです。運命が私たちの願いをかなえてくれるかを考えながら、幸福感に浸ったり、悲しみに暮れたりしています」と書かれています。

あの重く、力強く、そして苛烈な音楽とは裏腹にとても初々しいですね。

「永遠の恋人」は誰なのか?

当然ベートベンがここまで恋心をうったえる相手が誰なのか、気になりますよね。
しかしその相手は未だに謎のままなんですよ。
というのも「永遠の恋人」は匿名で、相手の名前は記されておらず、また具体的な情報が書かれていません。

ただ全く情報がないというわけではなく

  • 書かれた場所はチェコの温泉地テプリツェ
  • 時期は1812年7月6~7日
  • 鉛筆書きで、三部構成

であるのは確定です。

余談ですがアントン・シンドラーは執筆した「ベートーヴェン伝」で「永遠の恋人」はジュリエッタ・グイッチャルディというベートベンの若き日の恋人であると書いていますが、正直なところ眉唾ですね。
というのもアントン・シンドラーはベートベンにまつわるエピソードを捏造した人物としても知られており、生前ベートベンもアントン・シンドラーの悪口を手紙で書いており、信用していませんでした。

けれどアントン・シンドラーはベートベンを慕っていたらしく、捏造したのは、自分が一番弟子だと印象付けるため、ベートベンが偉大な音楽家だと知らしめるためだとされています。

「永遠の恋人」候補たち

さて、現在もベートベンの「永遠の恋人」は様々な推測をされているものの、謎に包まれています。

けれどベートベンと親しかった女性が「永遠の恋人」だろうと考えられており、その候補者として

  • アントニオ・ブレンターノ
  • ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスウィック

という女性たちが有力視されているそうです。

理由はまずアントニオ・ブレンターノは芸術家にとっては有名なパトロンで、ベートベンも彼女に曲を捧げたことがあります。
夫のフランツもベートベンの良き友人でしたが、それはそれとしてベートベンとアントニオ・ブレンターノは恋愛関係があると当時の世間は噂していたみたいですね。
そしてもう1人の候補者、ヨゼフィーネはというとベートベンからレッスンを受けていた女性です。

伯爵家の令嬢で、ベートベンとやり取りした手紙の中にはラヴレターがありましたが、ヨゼフィーネはベートベンとは別な男性と結婚します。
一時は未亡人になったりもしたものの、1810年に結婚していますね。
ただ1812年にその結婚も破綻していたらしく、「永遠の恋人」の文体からしてもそれまでヨゼフィーネに送っていたラヴレターと一致しているため、「永遠の恋人」はヨゼフィーネじゃないか?と囁かれているそうです。

匿名であることがカギ?

私としては匿名であることに注目したいです。
ベートベンはラヴレターを送ったことがあるなら送るつもりであれば、おそらく名前を書いていたと思います(そもそも送っていたことでしょう)。
けれど「永遠の恋人」は送らず、そのまま取っておいた……そのことから察するに自分の気持ちを捨てるつもりはなかったものの、表に出すつもりもなかったのだと思います。

つまり明らかになったら最後、相手に迷惑をかけると危惧したからではないでしょうか?
そうなるとアントニオ・ブレンターノもヨゼフィーネも条件に当てはまりますね。
何しろ、どちらも既婚女性です。
ただ情報が足りないため、ここから先は踏み込めません。
もしかしたら2人への愛をうたったのかもしれませんが、さすがにこれは穿ちすぎでしょう。

ベートベンが遺した謎のラブレター

「永遠の恋人」はベートベンが遺した謎のラブレターです。
書いた場所や時期は判明しているものの、肝心の相手は匿名で、熱烈で切ない恋をうったえるメッセージしか書かれていません。

そのため様々な議論がされていますが、未だに特定されていない状態です。
いちおう候補者としてはベートベンと親しい間柄だったパトロンのアントニオ・ブレンターノとベートベンがラブレターを送ったことがある貴族の女性ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスウィックが有力な「恋人」として上がっています。
なんともロマンチックなミステリーですよね。

出典/引用
「絶対に見られない世界の秘宝99」ダニエル・スミス(著書)
ベートーヴェンの"不滅の恋人"とは誰だったのか?
不滅の恋/ベートーヴェン?偉大な作曲家が密かに愛し続けた“不滅の恋人”とは誰なのか?|TAP the POP
【解説マップ】ベートーベンはどんな人?代表曲や生涯など図解でわかりやすく |【公式】MindMeister(マインドマイスター)
ベートーヴェンに関する捏造事件【シンドラーの大罪】 | otomamire
Wikipedia 不滅の恋人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

病院に連れて行ったところ、先輩猫が久しぶりにキレました。
でもそんな猫も可愛い。

featured image:Joseph Karl Stieler, Public domain, via Wikimedia Commons

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