まずビックワンガムって何?・・・と思う方も多いでしょうから、簡単に説明をさせていただきます。
1970年代から1990年にかけてカバヤ食品から発売され、板ガム一枚に軟質プラスチックの組立てキットがオマケとして付属して100円。当時のお子様でも、スーパーやお菓子屋などで購入できる値段設定の食玩。
しかし、ただのオマケどころではない精巧なスケールモデルであり、接着不要で手軽に組みたてが出来ることから、瞬く間に大人気となったのです。
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メルカバってなんだったんだろう?
このビックワンガムを語る上で欠かせないのは、マニアックなラインナップで、筆者が記憶に残しているのはイスラエルの「メルカバ」。
当初はこの戦車はどこ国のものか解からず、アメリカでも無くイギリスかと悩んで調べてみると・・・、イスラエル国防軍で正式採用された戦車と知り、しんかい2000に至っては、これは何だろうと首を傾げたものでしたが、深海探査艇と思わず勉強になった事が今でも思い出に残っています。
他にもシリーズを通して、F-4 ファントムやAV-8B ハリアー IIなどの戦闘機やホンダ シティやマツダ キャロルなど、当時に人気のあった車種や電車等、子供心をくすぐる物ばかりでした。
素晴らしきビックワンガム
なにせ本当にそのプラモを買えば、子供には手の届かない値段ばかり、たとえ買えても、作るのに難儀をしてしまう。そんな手に届かないプラモをガムのおまけにしてくれたのは感謝しかありません。
ただ欲を言えば塗装ができない事でしたが、素組でも十分カッコイイと、子供心に夢中にさせてくれたビックワンガムだったのです。
※画像はイメージです。
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