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ジョン・カーペンター監督の神髄B級作品「ゴーストハンターズ」

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今回は、あのカートラッセル主演で、「遊星からの物体X」でお馴染みのジョン・カーペンター監督作品のB級映画「ゴーストハンターズ」を紹介したいと思います。

アメリカはサンフランシスコ。
しがないトラック運転手であるジャックは、チャイナタウンにてレストラン経営している移民中国人のワンと博打で大勝ちをし、勝ち金を手に入れようとします。ワンは中国から渡米してくる恋人のミャオを迎える為に空港へ慌てて向かい、しかたなくジャックは取り立ての為、ワンに同行し、空港へと向かう事となります。

その途中、突如に出現した闇組織・ホワイトタイガーによって、ワンの恋人のミャオは誘拐されてしまい、後を追いかけるも、薄気味の悪いチャイナタウンへと迷い込んでしまい抗争事件に巻き込まれてしまいます。

その最中に突然現れた、雷鳴に雨と稲妻のそれぞれのパワーを手にする怪人「嵐の三人組」が現れ、抗争へと介入し、瞬く間に二大組織を壊滅に追い込み、ジャックとワンは逃げるも、二人の前にその三人組を統率する魔術師ロウ・パンだったのです。

命からがらに逃げ出し、善の魔術師・エッグに救われた彼等。

そして彼らは知ります。
悪の魔術師ロウ・パンは古代中国の頃から存在する悪の妖怪であり、呪いをかけられた肉体の滅びを防ぐ為、その身の実体を取り戻す為に、緑の瞳を持つ女性を花嫁として東方の神に捧げる為、ミャオを攫ったのです。

ひょんな事から巻き込まれてしまったトラブルに挑む事になったジャック。
はたして勝つ事が出来るのでしょうか?

この作品では主人公のジャックが持つサブマシンガンに、筆者は心魅かれるモノがあります。
「TEC-DC9」と呼ばれる、シンプル・ブローバック方式・オープン・ボルト撃発のセミオート銃。

マシンガンみたいな形をしているも、実は拳銃に部類されるタイプの銃であり、もともとは安価な軍用短機関銃として設計された代物だったのですが、どこの国の軍隊も採用してはもらえず、アメリカで民間向けのセミオート拳銃として販売したのですが、もとはサブマシンガンだった為に、改造が容易になってしまい、ギャングが簡単に手に入れて改造が出来てしまう事から、悪党の銃として知られる様になってしまったTEC-DC9。

でも筆者は、劇中でカートラッセル演じるジャックが、それを片手に戦う姿に印象を覚え、またいかにもマシンガンと形が解る、そのシンプルな姿に惹かれるものがありました。

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いば・よしあきと申します。
B級映画と言われている作品も好きで、特に銃などを使ってモンスターを倒す映画は大好物なライターですが、宜しくお願い致します。

ゴースト・ハンターズ (C)1986 TwentiethCentury Fox

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