和歌山県白浜町にある、地元では有名な建設中の事故で亡くなった霊がさまようという廃墟ビル。
1960年代頃に建設が始まりましたが、資金繰りの悪化から完成することなく放置。長年の雨風にさらされ外観は黒ずみ、その異様な様相から次第に「ブラックビル」と呼ばれるようになったとか。
元はホテルとして建設された、病院として建設されたなどの説がありますが真偽は不明。建設中の事故で作業員4名が死亡したという噂があり、その霊が来訪者の足をつかみ廃墟の奥に引きずり込むそうです。廃墟になってからは首吊り自殺をした人もおり、心霊現象は多発しています。
現在、建物はフェンスで囲まれ、立入禁止の看板も設置されています。
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スポット考察
実際に訪れてみると地上3階建てのコンクリート造でかなり大きな建物。確かに外観はくたびれていますが、廃墟相応の汚れ方で「ブラックビル」と呼ばれるほど黒いかと言われれば、何とも言えません。
心霊体験者の話によると、帰り際に車のフロントガラスに血文字で「たすけて」と浮かび上がったり、オーディオ機器の調子が悪くなり不気味な雑音が発生。さらには兵隊の霊にうなされたなど、さまざまあります。
しかし、現場の周辺には閑静な住宅街が広がっています。本当に心霊現象が起こるのなら、地域の人たちは無事でいられるでしょうか?
少なくとも軍とはまったく関係ない建物なので、兵隊の霊が出ることは考えにくいでしょう。
3階から上に鉄骨の構造があり、老朽化がいちじるしいく危険な為に解体中にクレーン車が横転し多数の作業員が亡くなったという話もありますが恐らく噂だけであり、2011年までに何事もなく撤去されています。
※写真はイメージです。
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