ドイツ軍人の熱い生き様が読める戦車漫画「黒騎士物語」

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今回御紹介したい漫画作品は、小林源文先生の代表作とも言えるミリタリー漫画の傑作品「黒騎士物語」です。

さてその前に小林源文先生とは? 簡単に説明させていただきます。
小林源文先生は1951年生まれの日本の戦争劇画漫画家の第一人者として著名な方で、数多くの戦記物の作品を手掛けている、ミリタリー漫画作品の大御所さんでもあります。

有名なところでは、あの「ガールズ&パンツァー」の中でも、ポスターの小物などに登場してもいます。
ミリタリーマニアなら誰もが知っている、ミリタリー漫画の巨匠でもある小林源文先生。今回は、そんな御大の代表作である漫画作品を紹介していきます。

(C) 黒騎士物語 小林源文 ゲンブンマガジン

この作品は、第二次世界大戦中の1943年の東部戦線ロシア南部の戦場を舞台にした、ドイツ軍人クルツ・ウェーバー軍曹を主人公に、彼の視点で描かれていく多くの戦場を戦い抜く、ドイツ軍人の物語です。

この作品の中に登場するキャラクター達は、とにもかくにも濃い人物達が登場し、その中でもひときわに濃いのが、クルツの上官であるエルンスト・フォン・バウアー大尉でもあります。

なにせ彼の名言には「バカモン!俺のケツをなめろ!」や「私と共に祖国ドイツと兄弟肉親の為に死ね!犬死はさせん」「情無用!ファイア!」などがあり、実に濃ゆいキャラクターをした人物でもあります。

(C) 黒騎士物語 小林源文 ゲンブンマガジン

なにせあまりに濃さ故に、主人公のクルツを押しのけてしまう程に人気を誇り、黒騎士物語の後半は、彼が主人公として活躍する内容になっています。

でも、舞台となるのは、ドイツ軍末期の1943年。

決定的な敗北が目の前にある時代でもあり、彼の勝利は押し寄せるソ連軍の猛攻を止めれる活躍ではありませんが、例え敗北が決定していても、折れることなくに戦い続け、彼を疎ましく思う上官達の悪意などを意に介さずに、己が信念の為に、祖国の為に戦う軍人の高潔な軍人のカッコ良さが余すことなくに描かれた、実に読み応えのある戦記漫画でもあります。

(C) 黒騎士物語 小林源文 ゲンブンマガジン

高潔な軍人の生き様や、高潔な軍人の在り方などを存分に見てみたい人や、濃ゆい戦争漫画を見てみたい人の、小林源文先生の作品に関わりたい人に、まず最初の入門書として読んでほしい、そんな作品です。


Writing by イバ・ヨシアキ
戦記漫画などを読んでいた少年時代……初めて覚えた戦車の名前がタイガー戦車でした。
でも種類が数多にあり、マニアな人にタイガーじゃなくてティーガーと教えられた過去がある筆者ですが、よろしくお願いいたします。

(C) 黒騎士物語 小林源文 ゲンブンマガジン