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未開惑星を舞台に地球人対異星人の死闘を描いた「士官候補生ハイト」

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さて今回も小林源文先生の漫画作品を紹介したいと思います。
戦記モノイメージが強い御大ですが、彼の手掛ける作品には、秀逸のSF作品が幾つもあり、その中で宇宙と未開惑星を舞台にした、「士官候補生ハイト」を紹介したいと思います。

この作品は、コンバット・コミックで連載されていた作品であり、宇宙海兵隊を題材にし降り立った惑星で遭遇した異星人との熾烈な戦闘をテーマに物語は進みます。
宇宙へとその進化の枝を伸ばしていた人類は5番目の未開惑星を発見しますが、その惑星に射出された大気改造システムが何者かに奪われ、また無人モニターに謎の姿が写り、人類は未開惑星に調査隊である宇宙海兵隊を送り込み強襲艦ダナンが惑星へと向かいます。

そして現地に降下した第4869地獄の猟犬小隊。

(C) 士官候補生ハイト 小林源文 SBクリエイティブ

ハイト女性士官候補生もパイロットとして降下し、初の実戦に緊張を隠せない彼女は、百戦錬磨の兵士達に軽く見られていました。
そして降下した未開惑星には、異形の姿をした、未確認飛行物体に、それが撒き散らす、自立型の機動兵器が待ち受けていました。

通常の火器で破壊できない装甲に覆われた兵器を前に、部隊壊滅へと追い込まれてしまう第4869地獄の猟犬小隊は、数名を残し退却を余儀なくされてしまいます。

小隊長戦死により、士官候補生だったハイトが小隊を率いる事になってしまい、ざわめく兵士達。
そして強襲艦ダナンに控えていた上官達も、この事態に困惑を隠せないでいました。

(C) 士官候補生ハイト 小林源文 SBクリエイティブ

はたして、彼女達の運命は……と、シリアスに物語は進んでいき、異星人達に未知の生物だと狙われてしまう事になってしまう彼女達と、SF映画のサスペンス要素が盛り込まれ、SF映画の名作とも言える「エイリアン2」への影響が込められた今作は、実はある作品にも影響を与えていたのです。

ライトノベル作品「フルメタルパニック」の弱小ラクビー部を鍛え、豹変したラクビー部員達を鼓舞するシーン。実はこの作品の宇宙海兵隊の降下シーンで叫ばれている「殺せ、殺せ」「ガンホー、ガンホー」であり、この作品の影響を受けたらしく、海兵隊の意気込みとタフネスさが見どころともなります。

未開惑星で戦う宇宙海兵隊・・・そんな彼らの活躍を楽しめる、秀逸なSF漫画です。

いば・よしあきと申します。
SF世界でレーザー兵器が当たり前の様に扱われているのですが、そろそろレーザー兵器に変わる新兵器が登場するのかもと考える今日この頃。
はたしてどんな兵器がSF作品に彩るのか、そんな作品を楽しくまっている、ライターですが宜しくお願い致します。

(C) 士官候補生ハイト 小林源文 SBクリエイティブ

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