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林間学校での不思議な話

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私が小学5年生の時、ワクワク感と裏腹に林間学校で起きた不思議な出来事をお話しします。

夏休み前、学校行事の林間学校で県内の少年自然の家に行きました。
一泊2日の泊まりがけだったこともあって、皆とてもワクワクしていたことを今でも覚えています。

バスに乗って2時間ほどでついた自然の家はとても綺麗な施設。2日間を通し、キャンプファイアー、カレー作り、カヌー体験や学年グループ対抗のオリエンテーリングと楽しい行事ばかりだった。

目次

夜の出来事

私たちは8人一部屋で、2段ベッドが四つある大きな部屋に泊まりました。
1日目の夜、初夏にしてはとても暑く、2段ベットの上のほうが冷房がよくあたって涼しかったんです。
8人で場所取りじゃんけんした結果、私は冷房に一番当たる2段ベッドの上をゲットして快適。

その日は初日で疲れていたこともあり、全員がすぐに寝てしまいましたが・・・なぜか私だけ夜中に目が覚めてしまい、時計を見ると2時過ぎ。
一度覚めてからはしばらく寝られなくなり、「早く寝られないかなー」といろいろ考え事をしながらベッドの中で、ゴロゴロと過ごしていると、上の階がある上から談笑する声が聞こえてきます。

声が聞こえる

「あれだけたくさん動いたのに、こんな時間まで起きていられるなんて元気だなー」。
眠れないので声を聞いていると、最初は何かゲームをしていて、それが盛り上がっているかのような声とドタバタと走り回る音がして、そこから誰か1人が話を初め、みんなで大笑いしてる・・・そのような雰囲気でした。

盛り上がってるなんて羨ましいな・・・と思っていたのですが、声が大きすぎるんです。
2段ベッドの上で寝ていることもあり、2階の部屋とはそれなりに近いとは思うのですが、とにかくうるさい。
「ちょっとコレは迷惑だ!」と思うぐらいうるさいくて、「眠れないじゃないか!」と怒りが込み上げてくるほど。

朝になったら上の連中に文句を言ってやると思いながら、「早く寝たい、早く寝させてくれ。」と念じながら自分を早く寝かすことに必死だったのですが・・・・そこからは寝てしまったのか、記憶がありません。

朝の出来事

そして次の記憶は同じ部屋の友人たちが、枕で私をバンバンと叩いていた事。
ちょっとイラッとして「なにすんだよ!」と起きてみると、友人たちは全員身支度を済ましていて、全然起きて来ない私を起こそうとしていた。
「早く支度しろよ!朝食の時間に遅れるぞ!」と皆に文句を言われ最悪の朝でした。

朝食を食べながら昨晩の事を皆に話すと、全員がキョトンとしてグループの中のまとめ役的な友人が・・・。
「そんなウルサイかったなら、他にもだれか起きるだろ?」
「それにこの建物には2階なんて無い」

私は「え?!・・・」と思ったのですが、寝坊の言い訳として済まされてしまった。

後日談

楽しかった林間学校も終わり、学校まで車で出迎えてくれたお父さんに話をしてみると、お父さんも小学校時代に林間学校で訪れていたそうなのです。

お父さんの時代では、そこは元々学校を再利用した施設。木造のボロい二階建ての校舎で、古い学校特有で沢山の曰くがあって、幽霊こそは見ていないけれど泊まること自体が怖かった。

少年自然の家は綺麗なのは、老朽化で建て替えたばかりだから。
なんにしても、あの時聞いた声はなんだったのか、今でも謎に包まれたままです。

※画像はイメージです。

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