千葉にある有名な廃ホテルで遭遇したモノ

幼少の頃からオカルト大好きで、今まで数々の心霊スポットを探索してきました。
そのうちの一つ、千葉にある有名な廃ホテル「活魚」で体験した出来事です。

「活魚」の曰くとは

千葉県にある廃ホテルの心霊スポット「活魚」は、実際に殺人事件が起きたことで全国的にも有名になりました。
2004年、強盗目的の地元の不良グループ5人組に、17歳の女子高生が帰宅途中に拉致。

暴行を受けた末に、その女子高生は絞殺され遺棄される・・・という痛ましい事件が起きました。
犯人は逮捕されましたが、事件からほどなくして殺された女子高生が、廃ホテルをさまよっているという噂がたつようになったのです。

活魚での探索にて

私は関東一円の数々の心霊スポットを探索しましたが、その中の一つに「活魚」がありました。
訪れた心霊スポットの中でも一際雰囲気のある建物で、訪問者を拒絶するような印象を受けたことをよく覚えています。

私を含めた親しい友人3人組は一階から探索を始めました。
その日は雨が降っていていて、建物内部の静けさが際立ち、我々の話す声がより響いていたように感じました。

一階部分には客室などはなく、一通りくまなく見て回った我々は二階へと昇っていきます。
二階に昇ると、真ん中に伸びた廊下の左右にそれぞれ部屋があり、我々は一番手前の部屋、廊下の一番端部分にある部屋に入っていきます。

そこは、どうやらこのホテルのビップルームの様な部屋の作りになっていて、大きな部屋で確かテラスの様なモノもあったと思います。

「きゃあああ!!!」

我々がその部屋で写真など撮っている時、廊下の方から女性の大きな叫び声が聞こえてきました。
我々三人はその場で顔を見合わせ固まり、少しの間、誰も声も出すことも動くことも出来ません。

意を決して

意を決して、三人で声がした廊下の方に出てみると、部屋の一室からカップルが出てきました。
我々は心から安堵し、心霊スポットに遊びに来たと言うカップルと挨拶をかわします。

心霊スポットで他のパーティーと出くわすと興が削がれるので、いつも彼らが帰っていくまでやり過ごすことにしているのです。
この時は先ほどのビップルームで待機していました。

カップルたちの声が聞こえ、しばらくすると遠ざかり階下へ下りていくようでした。
下ではカップルに男性の声も加わり、なにやら談笑しながら遠ざかり、やがて聞こえなくなりました。
どうやらカップルは男性の友人を一階に待たせているようでした。

彼らが居なくなり二階をくまなく探索し、出ると有名なボヤのあった部屋なども写真に収め満足して帰路に。

帰りの車の中

帰りの車の中、
「女性の叫び声が聞こえた時は心臓が止まるかと思った」
「あの瞬間が人生で一番怖かった瞬間」
などと盛り上がっていると・・・

友人が
「でも、不思議だよね。」
「叫び声が聞こえるまでは、全く気配も声も物音さえもしなかった。あれだけ静かなのに。」
「ビップルームで待機してる時は、普通に声聞こえたのに。」

「普通カップルで来てれば、もっとキャッキャした声するよね。一階で俺たちが探索してる間、ずっと話してないのか?」
「俺たち二階で待ってる間は一階の声聞こえたよ。てかあの人たちが下いって、男の声が増えて三人で会話してるっぽかったけど、どういうこと?」
「一階で一人で待っていたの?俺たち一階全部見て回ったけど絶対誰も居なかったよ。」

言われてみれば確かに・・・考えれば考えるほど不思議でした。
でも不思議ではあるけれど、流石にあのカップルは会話もして姿も見たのだから生きた人間だろう。
でもあの男性の声は?確かに一階は全部確認したはず。

後日談

後日「活魚」を改めて調べている際に、実は犯人グループの男が刑務所の中で首吊り自殺を図り亡くなっていると。
それからというもの、女性の霊だけでなく、男の霊も出るという噂を知りました。

多くの心霊スポットが消えていく中、「活魚」はまだ千葉県にあります。
亡くなった女性が浮かばれることを祈ります。

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