予知夢だったのか?透視だったのか?という経験をしたことがありますのでその話を。
ちょっとまずいかな?と思うところがありますので、少々場所が特定されないようフェイクを入れさせていただきます。
夢を見ている状態?
夜、床に就いて眠った後のことですので、私としては夢を見ている状態だったか?と思います。気が付くと、どこかの海の上、つまり海面から1mくらいのところでふわふわ浮きながら海岸の方を見ておりました。
私が住んでいるところは、3kmも移動すると海水浴場があるという場所。すぐにそこが近所の浜辺だということが解り、浜辺に30~40人くらいの人が集まっていて、皆が皆一列に並んで、沖合から渡された綱を掛け声とともに引いていました。
老若男女問わず色んな人がいて、服装もばらばら。ああ、地元の人達が何かやっているな、という感じ。
後になって知ったのですが、これは地引き網漁という漁法で、沖に流した網を陸地にいる人々が人力で引き寄せて魚を捕る方法なんですね。
周囲は夕暮れなのか早朝なのか?
薄暗闇の中にあり漁をする時間じゃない、こんな時間に何をやってるんだろう?という違和感がありました。
ドザエモン?
沖合で首を傾げながらも、ふと眼下を見ると、海面すれすれに何かがぷかぷか浮かんでいるのが見えている。よくよく見てみると、それは女性の下半身で上半身は海の中、すぐにドザエモンだと判りました。
溺れたのか?と思っていると、死体はそれだけでなく他に2体、つまり3体あったのです。
何故だかよく判らないんですが、直感的に親子だなと思い、娘と母親と祖母だったんですね。3人ともすでに亡くなっており、やたらと青白く見えた脚の色を今でも覚えています。
浜辺にいる人々は、漁に使う網でその遺体を回収していたわけです。水死体は水分を吸ってぶくぶくに膨満すると聞いておりますが、まだそのような状態にはなっていなかったので、溺れてそんなに時間は経っていないようでした。
うわああああ
朝になって布団の中で目が覚めて、すいぶんとリアルな夢を見たなと思ったんですが、明晰夢ほどはっきりした感じはなく、しかし、ただの夢じゃないなとも思っていました。
たしか翌々日ぐらいに新聞を見ていると、ここからはちょっと離れた浜辺で溺死体が上がったという小さな記事が載っていた。読んでみるとボートに乗っていた娘が海に落ちて、助けようと母親が海に飛び込んだけれど溺れてしまい、それを見ていた祖母が海に飛び込み・・・・という三重の悲劇だったそうです。
うわ、死亡事故の現場、見ちゃったよ・・・と思ったんですが、あれは予知夢だったのか、透視(クレボヤンス)だったのか、どっちなんでしょうね?
当時は、金縛りや幽体離脱を頻繁に繰り返していたため、何が起こっても、その延長という気がしていましたので、未だに判然としない体験でした。
ついでながら
手掛かりのない事件で超能力者が駆り出されるというドラマのような捜査がありますが、ああいう人達は、こういうものを見ているのか、と妙に納得もしました。
余計なことではありますが、もし浜辺に霊感の強い人がいたら、あの時、海面すれすれに浮かんでいた私の姿が見えたりしたのかな?
それこそ幽霊かと思われたかもな・・・・と考えたりして、ちょっと苦笑しております。
※画像はイメージです。
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