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コティングリー妖精事件!ホームズの生みの親「コナン・ドイル」が関わった事件!?

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ミステリやサスペンスが苦手な方でも世界一の探偵、「シャーロック・ホームズ」の名前は一度は耳にしたことがあるでしょう。国民的漫画兼アニメ「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナン(工藤新一)は大のシャーロキアン(シャーロックのファンのこと)として有名ですね。

そんなコナンはそのシャーロックの生みの親であるコナン・ドイルも関わった事件、「コティングリー妖精事件」についてどう思っているのでしょうね?
今回はその「コティングリー妖精事件」について紹介してきます。

目次

「コティングリー妖精事件」とは?

「コティングリー妖精事件」とは1917年7月、第一次世界大戦のさなかに起こった奇妙な事件兼騒動です。
イギリスのコティングリーという村に住んでいた当時16歳のエルシー・ライトと9歳のフランシス・グリフィスという少女たちが「妖精がいたから写真撮影をしたい」とカメラを持っているエルシーの父親に頼み、その貸してもらったカメラで2枚の写真を撮影しました。
1つはフランシスと4体の踊る妖精の写真、もう1つはエルシーと1体の妖精の写真です。
この写真を現像したエルシーの父親は少女たちの悪戯だと思い、「もうカメラは貸さない」と言いつけました。

本来であれば日常の小さな出来事で終わるはずでしたが、2年後に思わぬところで歯車がかみ合ってしまいます。
実はエルシーの母親は妖精を信じており、しかも当時最盛期だった「神智学協会」に属していたのです。「神智学協会」とは瞑想などを通じて神秘的な存在を把握し、高度な知識や精神を獲得することを目的とした組織で、ヘレナ・P・ブラヴァツキーなどが結成したことで知られています。

そんな「神智学協会」に妖精の写真は衝撃的で、その写真をコナン・ドイルの友人であるエドワード・ガードナーが入手したことにより、少女たちのささやかな写真撮影は事件にまで発展してしまいました。

image source:Elsie Wright (1901–1988), Public domain, via Wikimedia Commons

コナン・ドイルと妖精

エドワード・ガードナーを通して件の写真を知り、のちにエルシーとフランシスから新しく3枚の写真を入手したコナン・ドイルは調査を重ねた結果、「この写真は本物である」といった旨の態度をとります。
実際に写真の調査後、「写真に撮られた妖精たち」という原稿を雑誌に送ったぐらいです。

これによって世間の関心が高まりましたが、結果から言えば5枚の写真のうち4枚は偽物でした。
老女になったエルシーとフランシスいわく、絵本やファッション雑誌のイラストを切り抜いて撮影したものだったとそうです。「最後の1枚だけは本物だ」と2人は主張していましたが、老女になってから真実を語った理由は「コナン・ドイルの名誉を傷つけないため」といわれています。

さて、そんなコナン・ドイルはというと娘いわく、「父は事件を本気にしておらず、2人の少女が嘘をつき続けているほうが信じられなかった」と証言したそうです。

しかし、いずれにしてもコナン・ドイルは妖精と縁がある人生を送ってきました。
祖父のジョン・ドイルは当時大流行した妖精画の成功者で、父のチャールズ・ドイルは無名ではありながらも妖精画を描き続けていました。

19世紀は人類の技術が大きく進歩した時代ではあるものの、その反動は大きく、コナン・ドイルが生きた時代は象徴主義や自然主義など内面的なことが流行していた時代でもあります。おまけにコナン・ドイル自身、心霊的なことに探求しており、そのせいか「コティングリー妖精事件の写真は偽物ではないか?」という声は当時からあったものの、小さかったそうです。

コナン・ドイルがシャーロックに呪われた話は有名ですが、そんな彼の拠り所がもしも妖精だとしたら・・・。
「コティングリー妖精事件」のことはさておき、そうであったらなと思います。

featured image:Elsie Wright (1901–1988), Public domain, via Wikimedia Commons

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