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クルセイダーについて思う事

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皆様ご存知の如く、クルセイダーとは十字軍のことですね。
聖戦として捉えている故でしょうか、欧米の人たちにとりましては、この中世の軍隊に対して特別な思い入れがあるようです。

先ずイギリス戦車にクルセイダーというのが有りましたね。
大戦中の英国戦車には他にチャーチル、マチルダ、そして末期に登場したセンチュリオンなどがありますが、私個人としましてはクルセイダーが最もスタイリッシュに思えてなりません。
私の記憶に間違いが無ければ、実戦配備は確か1941年だったと思います。

次に、戦後アメリカの艦上戦闘機にクルセイダーというのがありました。
ヴォート社の開発による、高翼のスタイリッシュな戦闘機でした。
後に機首を短めにしたコルセアに座を譲りましたが、私個人としましてはやはりクルセイダーの方がスマートである様に思えます。

目次

中世の十字軍遠征

さて、中世の十字軍遠征ですが、パリに集結した事が多かった様です。
それにしてもパリからエルサレムまでというのですから、まさしく遠征ですよね。

処で、この十字軍にまつわる映画として「第七の封印」というのがあります。
1950年代の古いモノクロ映画なのですが、奇妙に私の記憶の中でくすぶっています。
監督は、「野ばら」などの名作を残し、今も語り継がれているイングマール・ベルイマン。
スウェーデンの人ですね。

映画は、十字軍騎士の主人公が約十年に及ぶ遠征を終え、故郷スウェーデンに帰ってきた場面から始まります。
当時、西欧ではペストが猛威をふるい、時折り屍が道端に横たわっていたりしています。
騎士は帰郷すると直ぐに死神と出くわします。

ごつごつした岩肌の海岸を背に騎士と死神とが向き合ってチェスをするシーンは有名ですね。
チェスで騎士が勝てば死神から逃れられるが、負ければ死神の手下となる。
双方でこんな決め事が成立しますが、騎士はチェスを中断して何だかんだと策略を巡らすなどして死神から逃れようと試みます。
けれども最後には死神に捉えられ、詐欺師や腐敗した聖職者らと共に連行されて映画は終わります。

第七の封印

「第七の封印」は、神と死の問題を扱った映画と評される如く、内容は難解で、観る人によっても解釈が違って来るようです。
戦争という状況下で敵兵を殺すのは仕方がなかった、ペスト流行という状況下で自分が生き延びるために他者を貶めたりするのは仕方なかった、など様々な理由があろうが神の摂理が全てに優先し、審判が下る。
鈍な私にはそうした解釈しか出来ないのですが、読者の方々にもぜひ見て頂きたい映画であるのは確かです。

何だか堅苦しい話になってしまいました。
この辺で、1980年代に活躍したアメリカのジャズ・フュージョンのグループ「クルセイダーズ」の音楽でも聞いて、気分転換してみましょうか!

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