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ミリタリー色濃厚?「大鉄人17」レッドマフラー隊の思い出

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「大鉄人17(ワンセブン)」この番組は、あの仮面ライダーの生みの親でもある石森章太郎原作の特撮ドラマ作品でもあり、石森先生の初のロボット作品とも言える特撮作品でもありました。

当時、巨大ロボットが活躍する作品はアニメが支流であり、「超合体魔術ロボ ギンガイザー」に「超電磁マシーンボルテスV」などの作品が放映され、子どもに大人気を博していました。

特撮作品界隈でも、巨大ロボットモノの特撮作品を創ろうとする動きも出始め、その中でこの作品は創られる事となっていきました。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

アニメーションの中で描かれるロボットとは違い、質量と重量を見せ、あたかもそこに実在するかのような演出をする、特撮技術の新たな試みや、後のスーパー戦隊シリーズなどで登場する巨大ロボットなどの原型ともなったのが、今回紹介する「大鉄人17」です。

目次

どんな作品だったのか?

国際平和部隊で開発されたスーパーコンピューター「ブレイン」

それはあらゆる地球の災害を検出し、人類の繁栄と文明の保全などを可能とした最新鋭機器でした。
しかしブレインは、突如として自我を持ち、人類を地球にとって最大の災害と判断してしまいます。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

国際平和部隊科学研究所を破壊し、人類を全滅させるべく行動を開始したブレインは、世界征服の為に戦闘用巨大ロボットを製造し、また世界各国の刑務所に収監されている凶悪犯罪者などを脱獄させ、部下として引き入れ、ブレイン党を結成し、世界征服へと乗り出していきます。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

そんなブレインの野望を食い止めるべく、同じく自我を持ったロボットでもある大鉄人17は、人類を絶滅させるのではなく、未知なる可能性を信じたが為に、ブレインに幽閉されてしまいます。

でも知り合った南三郎によって解放され、家族をブレインに奪われた彼と共に戦う事を決意する大鉄人17。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

と、大まかなあらすじはこの様になっています。

この作品の注目すべき点!

この作品の中で登場する国際平和部隊「レッドマフラー隊」が、当時筆者のミリタリー心を刺激してやまない存在でした。
正直に言えば、主人公の大鉄人17よりもレッドマフラー隊の活躍の方に集中していたなど、ズレた見方をしていたものです。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

レッドマフラー隊は、陸上自衛隊の作業服を着込み、鉄帽を被った、実にミリタリー色の強い軍人でもあり、宇宙モノの軍隊のあり得ない軍隊のノリではなく、実にリアルな軍人像で描かれ、ブレインの巨大戦闘ロボットとの戦闘シーンなどで、M1カービンやM20バズーカなどを使い戦うシーンなども見物で、F-4戦闘機や61式戦車に74式戦車などで戦う等、実に和製ミリタリー色の濃い特撮物でもありました。

戦争ごっこで友達と遊ぶ際も、レッドマフラー隊を意識し、赤いマフラーを着けていたもので、特に主人公の南三郎よりも、剣持保隊長に憧れていたなど、我ながらに濃いものでした。

(C)  大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

特に大鉄人17エンディング映像ではブレイン党とレッドマフラー隊の戦闘シーンがあり、その中には陸上自衛隊の映像が使用され、ブレイン党とレッドマフラー隊の戦闘シーンを盛り上げてくれてもいました。

本編よりも、エンディング映像に夢中になっていた大鉄人17。
後の特撮作品に巨大ロボットを登場させる切っ掛けを作ってくれた名作でもあります。

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いば・よしあき
私が小さい頃、特撮物で登場する軍隊などが好きで、特にゴジラなどで出てくるGフォースなど、特撮の世界で活躍する自衛隊なども大好きでした。
シン・ゴジラは確かに名作でしたが……「スーパーX」や「メーサー殺獣光線車」などの兵器も出てほしかったと、イバは思います。ちなみに管理人は当時、敵側のブレイン党に夢中で、この記事のやり取りをしている時に、そんな話でイバさんと盛り上がっていたのでしたw

(C)  1977 大鉄人17(ワンセブン) 石森プロ・東映

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