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DANGANGIRL(ダンガンガール)がなかなか面白い

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今回のお勧めの漫画は「DANGANGIRL」です。

主人公は高校3年の高梨天照(てら)。
彼女はゲームが得意で、漫画や空想の世界を妄想し、自分が活躍する様を脳内で描きながら、携帯ゲームなどに没頭する毎日を過ごしています。
将来の希望や過去に演劇で主役から外れ脇役になった過去から、彼女は消極的で自分の世界にしか籠らなくなってしまいました。

そんなある日、彼女の母親から自分が通っていて、UFOの出現や七不思議で有名な小学校が廃校になったと聞かされます。
妄想癖の強い彼女は、廃校に何かあるかもと好奇心で学校に向かいます。
しかし誰もいないと思われた学校には、マシンガンやハンドガンを持った武装集団が居たのです。

何が起きているか興味を持った彼女は裏口から侵入すると、武装集団と鉢合わせしてしまい、彼女は殺されると覚悟した時、眼帯をしたワイルドな男。大島秀明が間一髪助けてくれました。

彼女は大島から「やるか」と言われパイソンの銃を持たされるのですが・・・過去の演劇の主役から外れた、現実と無力感等を思い出します。彼女はその過去を振り払う為に、銃を撃ちます・・・・・

その後、武装集団は何だったかといえば、サバイバルゲームを楽しむグループだったのです。
大島は腕は全然ダメだけど天照のやる気と根性をかって、サバイバルゲームを誘い、彼女は「私に銃を教えてください!」と。
彼女はゲーム機で遊ぶものとは違った臨場感や楽しさを知り、大島のチームに入りサバゲーライフを過ごしていくことになるのです。

最初は全然な天照ですが、次第に吸収していき、姿勢や動いて覚えていく様はなかなかだと思いました。
ゲームの腕が次第にサバゲーに少しずつですが活かされることになってきます。

チームのマスターの大島も過去に何かを抱えているみたいで、天照と一人の女性の姿が重なっているみたいです。
またチームも個性的なメンバーで、ピーチやイケメンだけど刀を持ち侍を意識してる芳忠もおり、様々なキャラクターが出てきて天照をかまったり、教えたらされたりしながら彼女はサバゲー好きになりディープな世界に嵌りつつ、自分を見つめなおしていきます。

新感覚のサバゲー漫画で現代の背景や様々な状況も織り交ぜながら見るだけで楽しめます。
サバゲー経験者や未経験にかかわらず、読んでもらいたいサバゲー題材にした作品でおススメです。

(C) DANGAN GIRL 長谷川絢也 TOKUMA SHOTEN

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