ギャガ・コミュニケーションズで1992年にパソコンゲームとして発表され、また後にプレステーションとセガサターンにて移植発売されたアドベンチャーゲーム「ダークシード」を紹介したいと思います。
主人公のマイク・ドーソンは、若くして富豪となった男性ですが、突如として古き神々が住むダークワールドの陰謀に巻き込まれてしまい、自分達の住むライトワールドの侵略を阻止すべく立ち向かっていくと言う、実に洋ゲーの要素満点な雰囲気で進んでいくのですが、このゲームにはある特徴があります。
主人公のドーソンの頭の中には、エイリアンの卵が植え付けられており、ゲーム中終始に置いてプレイヤーに頭が痛いと訴えかけてきてしまう。プレイしている最中に訴えられても・・・逆にこっちが頭が痛くなってしまう程に、このゲームは難解だったりします。
まずヒントなどは無く、自分で捜索と探索をしながら、謎を解いていかないといけないと実にハードを通り越して、難解と言わざる負えない仕様となっており、しかも時間制限付きと鬼の仕様にもなっているのです。
どこへと行けばいいのか? また何をすればいいのかと謎解きもままならない中で、頼りになってしまうのが説明書なのです。
そうこのゲームには、攻略の為の禁断の書があり、最短での攻略をリードしてくれると、実に親切な設計をしてくれているのですが、それでも本作の難解な内容は容易に攻略させてはくれず、指定されている場所を探しても、それがどこにあるのかなど・・・簡単には見つからず、攻略アイテムに至ってはマップを舐め回すようにして探さなければいけない程、実に大変なのです。
しかも、このゲームは期限内にまでクリアしなければ、エイリアンが口から飛び出すか、頭を割いて出てくると、主人公を散々と苦しめてくれます。
また主人公に対する仕打ちも酷く、これもダークワールドの陰謀かと思えるほどに、ドーソンの運が無く、ドアを開けて外に向かおうとすると警察が待ち構え、期限までに拘留されてしまえば、敵の罠にハメられてしまうなど本当に運の無い主人公となっています。
筆者はこの作品をクリア出来ず、ユーチューブでクリアを見たのですが、続編もあったと、驚きの事実を知ってしまったのは、今も忘れられない最大の衝撃でした。
難しいアドベンチャーゲームをして見たい人に、是非にお勧めしたい作品です。
(C) 1995 ダークシード GAGA Comunications
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