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 インターネットの闇 ダークウェブ!そこで取引されるヤバいモノとは?

私たちの生活の中には当然のようにインターネットがあります。
ウェブサイトを見れば、なんでも簡単に調べることができ、自宅にいながら欲しいものを買うこともできてしまう、本当に便利なものです。

ところで、あなたはウェブサイトの便利な面だけではなく、危険な面を知りながら利用できていますか?
果てしなく広がっているインターネット上には、有益で安全な情報だけではなく、危険な闇も存在しています。

ウェブサイトには、大きく分けて3つの種類があります。

  • サーフェイスウェブ
    安全レベルが高いサイト。一般的に使用されることが多い、公式ウェブサイトやショッピングサイトなど一般的に使用されることが多い。
  • ディープウェブ
    安全レベル中度のサイト。会員登録やパスワード等を必要とする、検索エンジンの対象にならないメールサイトやショッピングサイトなど。
  • ダークウェブ(闇Web)
    危険度MAX。要注意サイト。一般的なウェブブラウザではアクセスすることができないが、ウェブサイトにアクセスすると、ウェブブラウザの情報がウェブサイト側に渡されてしまう危険性を伴う。

ダークウェブという名前だけでも危険な感じが伝わってきますが、通称名の闇Webと聞くとさらにどんな闇なのか、覗いてみたくなるのが心情というものですよね。
今回はそのインターネットの闇「ダークウェブ」と、そこで販売されているヤバいものを紹介したいと思います。

目次

ダークウェブとは?

「ダークウェブ」・・・それは元々は米国海軍によって開発され、匿名性を確保することで情報通信の秘匿性を確保するという目的があったようです。
ですが匿名性の高さを悪用し違法取引を行う場所として使用されるようになったのがダークウェブと呼ばれるサイトです。

実際に取引されたサイトとしては、次の3つが有名です。

  • Onion:日本でいうところの『2ちゃんねる』や『5ちゃんねる』のようなサイト。
  • Besa Mafia:殺し屋を雇えるサイト。
  • AlphaBay:闇市場。利用者は1万人を超えているといわれている。

こうやって見ていると、知らぬ間にダークウェブにアクセスしてしまっているのでは・・・、と少し心配になってきますが、ダークウェブは誰でも簡単にアクセスできるものではなく、アクセスするには専用のソフトや技術を使用する必要があります。

その代表的な技術が匿名通信を実現するために開発された「Tor」(トーア)というソフトウェアです。

しかし、例え、この技術を使用できるようになったとしても、ダークウェブにアクセスすることはおすすめしません。
ダークウェブに出入りしている人たちは、高度な知識を持っている人が多い上に悪意を持っている人が多数存在しています。

ネットやPCの知識が浅い人は、彼らにとって絶好のカモ。
何気なく踏んだリンクにウィルスが仕込まれていて、知らないうちに感染させられたり、個人情報を抜き取られてしまうこともあります。また、テロなどの犯罪関係のサイトに出入りしているだけでも犯罪者予備軍とされてしまうこともあるようです。

相手はプロ中のプロです。「ちょっと覗いてみるだけ」と、軽い気持ちでアクセルしたことで、自分の情報だけではなく、命さえ危険に晒されるおそれがあることをお忘れなく。

ダークウェブで売買されているもの

実際に、ダークウェブではどのようなものが取引されているのでしょう。

  • 麻薬などの違法薬物
  • 拳銃など
  • サイバー攻撃を行うためのツールやサービス
  • 企業がもつ顧客情報
  • クレジットカード情報
  • 電子カルテ情報

など、幅広く取り扱われています。中には「こんなものまで?!」と驚くようなものも取引されています。

なお、ダークウェブでの販売サイトの相場は、サイトや取引内容によって多少の違いはありますが、サイバーセキュリティの専門家であるミゲル・ゴメス氏が2020年に発表した解説によると、以下のとおりだといわれています。

  • クレジットカード関連:1000円~7000円
  • 偽造文書:2000円~16万円
  • ソーシャルメディア:100円~17000円

お互いの匿名性を守る必要があるため、取引は仮想通貨の「ビットコイン」での金銭のやり取りが普通になっているようです。

では、実際に取引されているものの中で、特にヤバいものを紹介します。

パスポート、クレジットカード

ハッキングなどで得た個人情報、アカウント情報や盗んだパスポートといったものまで販売されています。
中には、盗んだクレジットカードを100枚単位で販売しているサイトもあるとか。

またアメリカなどでは個人の社会保障番号なども取引されています。
この社会保障番号は日本の年金番号とは少し事情が異なり、財政面での信用度高い人に認定されたという「優良な番号」を限定に取引されているようです。

コンピューターウィルス

ハッキングのためのウィルスやマルウェア、PCを破壊するためのガチなウィルスの他に、ふざけ半分で使うようなウィルスまで、さまざまなコンピューターウィルスが販売されているようです。
売る側に悪意があって販売しているのかは謎ですが、購入する側は明らかに悪意があり、犯罪行為を計画していると考えられます。

ロケットランチャー

アメリカなどでは護身用にライフルや短銃を持つことは違法ではありません。
そのため、ダークウェブで取引されているロケットランチャーや銃器類は、中東などの紛争地帯や日本など、銃刀法などがあって、簡単に銃を購入・所持できないような国にいる人が対象になることが多いようです。
しかし売る側にもデメリットが大きいのか、銃器類に関しては扱っているサイトの数は少ないともいわれています。

 ゾンビナイフ

ゾンビナイフは非常に殺傷能力が高く、2016年にはイギリスで製造・販売共に禁止になっており、日本でも銃刀法に引っかかる可能性が高いナイフです。
海外では見た目が派手で、お手頃価格なことからギャングが購入していることが多いといわれています。

殺し屋の雇用

ダークウェブでは、殺し屋を雇うことも可能なようです。
しかし偽の殺し屋サイトも存在しており、確実に依頼できるサイトを探すのは少し難しいようです。

仮に探し当てたとしても、サイトによっては対象者となる人物像を設定していることもあり、金額も対象者の社会的地位などによって大きく変わるようです。
また、殺し屋を募集しているサイトもあるそうです。

ハッカーの雇用

正確には「ハッキングサービス」といったほうがよいかもしれません。
IPアドレスや個人情報などを対象のPCなどをハッキングして、依頼主から頼まれたデータを盗むといった行為のようです。

リシン

ほんの数ミリグラムで人を殺せる猛毒と言われているリシンが販売されていたことがあるそうです。
アメリカのフロリダ在住の男性がリシンを自作し、ダークウェブで販売していたことがありました。
この男性は顧客がおとり捜査官だという事を知らず、直接会って商品とお金のやり取りをしたために逮捕されています。

臓器

ここで取引される臓器は、借金のカタなどで違法に取り除かれた臓器や、お金欲しさに臓器を違法に売ってしまった人のものが多いようです。
人身売買臓器を販売している業者は、提供者から安い料金で臓器を買い、購入者には高い料金で販売することで暴利を得ていると思われます。
また腎臓や肝臓だけでなく、肺や心臓、眼球などさまざまな部位が売られているようです。

DIY 外科医

「DIY(Do It Yourself:自分で行うこと)」と「外科医」は最もかけ離れているものなのですが、ダークウェブでは、「自分でできる外科手術キット」のようなものも販売されているそうです。

実際に購入した人によると、変な形の歯科器具のキットで、フックやチューブみたいなものが入っており、金額は20ドルだったとのことです。

新しい自分

完全に身元を変えるのを手伝ってくれるウェブサイトです。
例えば、6000ドルから1万ドルで、アメリカ合衆国のID、パスポート、運転免許証、そして必要書類の処理なども全部やってくれるのだとか。

自分が望む名前でアメリカに移住することができ、8000ドルぐらいで新しい個人情報を手に入れられて、新しい国で新しい生活をスタートできるようです。

刑務所サバイバルガイド

以前囚人だった人の著書で、刑務所で生き延びる方法や、刑務所内外でのドラッグの入手方法、ギャングのことなどについて1000ページを超えるPDFが販売されていました。
なかなかに興味深い内容だったそうですよ。

子どもの幽霊

子どもの霊が閉じ込められて小さな像が、1体120ドルから160ドルで販売されているそうです。
なぜかお守りとして購入する人もいるそうですが、仮に本当に霊が閉じ込められているのだとしても、それが子どもの霊なのか、お守り代わりにもなる善良な霊なのか分からないのが怖いですね。

これらの他にも、ネットで買う必要があるのかどうかさえ、わからないようなニンジンやプレッツェルなども時には販売されているようです。
ダークウェブで取引されていると、安全そうなものでも何か裏があるのではないかと勘繰ってしまいますね。

ダークウェブでの不気味な出来事

前述の「Tor」を使ってダークウェブにアクセスした際、不気味な体験をすることもあるそうで、たくさんのレポートが寄せられています。

Aさんが、ダークウェブ上で公開されているビデオにコメントを残した時のこと。あとでそのビデオをもう一度見ようと、そのページに戻ると見ず知らずの誰かからコメント欄に返信があり、

「鋭いですねAさん」と、公表していないのにも関わらず、名指しで書かれていたそうです。

その他にも、ある人がブラックマーケットと、ハッキングフォーラムをこっそり覗いていた時、知らない人から「お前のことを覗いてたよ。よくここで見かけるからな。お前はここに来るには無防備すぎる。自分の為を思うならやめておけ」という警告メッセージが送られてきたといいます。

この人は警告を受けるだけで済んだようですが、万が一犯罪に巻き込まれでもしていたらと思うとゾッとしてしまいます。

ノートンライフロックの調査によると、これまでに世界で約5億人のユーザーが、サイバー攻撃の被害を経験しているそうです。日本も例外ではなく、ある企業のリサーチによると2020年4月から8⽉の間に、ダークウェブで販売されていることが確認された日本人のログイン情報は951,224件、そして、クレジットカード番号は34,473件だったという報告が上がっています。

ログイン情報については、メールアドレスが「JPドメイン」など、日本人と確定できるものに絞っているため、実際はこの数字よりも多くの情報が取引されている可能性があるようです。

ダークウェブが関係する事件と現在

2018 年:暗号資産交換業者のコインチェック社から流出した 580 億円分の暗号資産「NEM」がダークウェブ上で売買されていた。
2019 年 5 月:国内のインターネット関連企業から流出した顧客の個人情報がダークウェブ上の闇サイトで取引されていた。
2019年7 月:京都のアニメ制作会社で起きた放火殺人事件において、公式サイトへの殺害予告や脅迫の書き込みに Tor が用いられていた。

国内でも、ダークウェブの匿名性を悪用した犯罪が増えています。

2018 年 1 月より、警察庁もダークウェブの実態調査に着手し、ダークウェブ上のサイバー犯罪対策を強化しています。
しかしながら、ダークウェブへの対策は米英と比べるとまだまだ遅れているとみる声もあるようです。

私たちの生活で欠かすことのないインターネットですが、そこには私たちの想像を深い闇があり、一歩間違うとその闇に飲み込まれてしまう危険性があることを常に意識していたいですね。

※画像はイメージです。

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