ディスクシステムの想い出、本格派近未来アドベンチャー「デッド・ゾーン」(DEAD ZONE)

さて今回は懐かしのファミコン世代が楽しんだ名作ゲームを紹介したいと思います。
あの「いっき」や「アトランティスの謎」で有名なサンソフトこと、サン電子が1986年に発売したファミリーコンピュータのディスクシステム専用ソフト。

これはサンソフトの初のアドベンチャーゲームで、宇宙を舞台にした人工知能によって支配されたスペースコロニーから、恋人を救うSFストーリーのアドベンチャーです。

(C) 1986 DEAD ZONE サン電子

さて、そんなゲームのあらすじはこの様になります……

宇宙暦0385年。

地球人は宇宙進出を可能とし、スペースコロニーが銀河系に点在する事が当たり前になった時代。
太陽系の開発もほぼ終了を迎え、夢物語だったワープ航法が可能となり、さらなる高みへと人類はシリウス太陽系への移民開拓の時代を迎えようとしていました。

そんな新時代を担う新型コロニー開発に携わるチーフ技術者のカークは、人工知能開発の権威であり最愛の恋人である科学者のマリーと共に、人類の新たなる新天地となるスペースコロニーの開発に関わっていました。

(C) 1986 DEAD ZONE サン電子

人々がより良い生活が出来る様にと、コロニーを快適に管理するシステム「ライオネックス」を開発し、彼女は恋人のカークを、そのコロニーへと呼びます。

久しぶりの恋人の再開に喜んでいたカークでしたが、コロニー内は静まり返り、他の住人達が誰もいなかったのです。
そして突如としてレーザーガンに撃たれ、カークは意識を失ってしまう事に。

そして彼が次に目覚めた場所は、スクラップ置き場と化した廃棄所でした……

(C) 1986 DEAD ZONE サン電子

シリアスな雰囲気で物語は始まっていき、スクラップ工場で打ち捨てられていた、相棒のキャリーを救出し恋人のマリーを救うべく、最上階を目指す事がこのゲームの最大の目的となります。

このゲームは、基本はコマンド式のアドベンチャーゲーム。

各フロアに存在する謎を解き、恋人のマリーを救う為に、奮闘していく事となります。
フロアにある謎や、またアイテムなどを駆使し、相棒のキャリーと相談しながら、進んでいく内容となっています。

(C) 1986 DEAD ZONE サン電子

このゲームの最大の特徴は、この時代では珍しく、なんと喋るソフトでもあったのです。

でも今の時代のとは違い、声優さんが喋っているのではなく、あくまでも機械処理された声で名前を呼ぶだけの簡単な代物ですが、当時では画期的で、夢中になって遊んでいました。

しかし、このゲーム、子どもの時分には、あまりにも難しく、容易にクリアできるモノではありませんでした。
攻略本を片手に謎を解いていき、恋人を救う為に奮闘した『デッド・ゾーン』は、サンソフトを語る上では忘れられない最高の名作でした。

■ デッドゾーン エンディング (Dead Zone for NES : Ending)


Writing by イバ・ヨシアキ
ファミコン世代であり、当時は色々なジャンルのゲームに没頭したものです。
その中でもシューティングゲームにはまり、「グラディウス」や「スターソルジャー」などに燃えていたものです。

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