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地球最深部はどうなっているのか?

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太平洋にある、世界で一番深いといわれるマリワナ海溝は約11km。
そこから、さらに深く深く約6378km潜って行けば地球の中心です。

地球の最深部はどうなっているのでしょう?
調べてみましたので妄想も含めて考察していきます。

目次

地球の断面

地球は、いくつかの層によって成り立っています。

地表から30~40km下の層を地殻と呼び、おもに花崗岩、玄武岩などからできています。海洋はこの地殻の凹んだ部分に水が貯まったプールのような物だと考えてみてください。
有人潜水艇で人間が潜った最深部10.920mは地球全体からみると実は、さほど深くはありません。ここら辺が人間が到達できる限界なのかもしれません。

地殻のさらに下、2.900kmの層、かんらん岩という重くて硬い岩石で覆われたマントルがあります。このマントルは、高温、高圧で、溶けてはいませんが変形します。このため、マントルの上のプレートが動き、地殻変動や地震の原因にもなったりします。

そして、ようやく、中心部である核。
核は外核と内核とで出来ていて、外核は鉄とニッケルの液体が流れていて、地球の磁気に影響を与えていると言われています。これが流れているおかげで磁気が発生し、太陽からの高熱のプラズマや生物に有害な宇宙線を防いでくれているようです。
最後に鉄とニッケルが個体となり内核として地球の芯の役割をはたしてくれているわけです。
以上が、概ねの地球の全体像となります。

地球地下の水

近年では核には鉄とニッケルのほかに、気体である水素が取り込まれているということがわかりました。45億年ほど前の地球は、今の何十倍もの水が存在していましたが、地球が成り立っていくにつれ、核に取り込まれていったのだそうです。

地球内部に水素があるということは、水がある可能性だって考えられるのでは?
水がある可能性があれば、そこには生命がいても不思議ではない?
ということは?
というワクワクが突然生まれてしまいました。

空洞地球

1692年、地球空洞説を唱えたのは、あのハレー彗星を発見したハレーです。
ハレーの説によれば地球は三層構造になっていてそこには空洞があり、おそらくは居住も可能であると提唱しました。

ハレーからおよそ100年後の1770年、スイスの数学者レオンハルト・オイラーは「地球の内部には太陽のような輝く星が一個存在する」との説を発表。
そして1818年、アメリカ陸軍の大尉ジョン・クリーブス・シムズは「地球の厚さは1300kmであり、北極と南極に直径2300kmの開口部を持つ五層の球体がある」と唱えました。

後々のシャンバラやアガルタなどの地底都市伝説やヒトラーの第三帝国の秘密基地説などの、もとネタになったような気がしないでもないです。
ハレーが地球空洞説と唱えて以来、今にいたるまで様々な人が、さまざまな媒体をつかってこの説を立証しようとしています。

地底旅行

1864年、ジュール・ベルヌの小説「地底旅行」が発表されました。

大まかなあらすじですが・・・。
たまたま入手した古書に挟まれた謎のメモを解読したのをきっかけに、鉱物学者リーデンブロック教授、甥のアクセル、現地で雇った案内人ハンスとともに、アイスランドのスネッフェルス山の火口から地球の中心を目指します。
旅の途中、生死の危険に何度も直面しながら、ついには大きな空洞にたどり着き、そこで大きなキノコや絶滅したはずの古生物、原始人らしき人影を目撃。

そこから先、地球の中心を目指しますが、いくつかのトラブルに見舞われ生還すら危うい中で、機転を利かせて無事地上に生還する・・・という冒険心をこれでもか、というくらい満たしてくれる名作SFです。

現代科学の発達で、今、地球が空洞であることは完全に否定されてしまいましたが・・・。
ほんのちょっとの希望があるとすれば、この「地底旅行」のように、太古の地殻変動により地底に埋もれてしまった一つの時代、もしくは文明が取り残され、その場所で順応し、いま現在まで生きながらえている。
なんてことは、考えられないでしょうか?

地獄の声

都市伝説の一つに「地獄の声」というものがあります。
ロシアがまだソビエト連邦だったころ、シベリアの凍った平原をどこまでも掘削して何kmまで掘れるかのプロジェクトを進めていたところ、約12kmのところで空洞に行き当たったそうです。

この発見に興味をもったプロジェクトチームはどんな音が聞こえるか、マイクを降ろしてみたところ、そこから酷く苦しんでいるような、泣いているような人間の声が聞こえてきた・・・というものです。

実際に掘削プロジェクトはあったので、それに乗じた都市伝説ではありますが、ひょっとしたら、本当に地獄の声だったのかも知れません?
または太古に閉じ込められて、そこで生き永らえ、進化した何かの可能性だってあるかもしれません。

そう考えると地球自体が最大のミステリーなんだと、あらためて思いを巡らせてしまいます。

※画像はイメージです。

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