自衛隊に入りたいと希望に満ち溢れている方には酷な話になります。
入隊後に訓練がきつくてメンタルを病んでしまう人が割といるようです。
そうした精神状態を把握する為に、これは士でも曹候補士でも同様に毎日上官に日記を提出するようになります。
これは分隊の中で班が解れていますが、自分を受け持たれている班長に提出します。
少し説明しますが、分隊の中には分隊長、分隊士、その下に曹である下士官がいます。これが班長となります。
教育はこの人達によって行われ、逃げ出したり、メンタルを病んでしまわないように隊員の精神状態を日記によって、それぞれの状態をあらかた把握します。
そんななか・・・前に居た隊員の日記が、課業をやる教室内で発見されました。
実は日記を提出すると、班長はちゃんと返事なども書いたり、感想を書いたりしてくれます。
その中にはネガティブなものばかりではなく、思わずぷツと笑いたくなる内容もありますが、3か月の教育期間では・・・やはり楽しい事より苦しい事が大半です。
あまりに思いつめた文言や、もう駄目などの憔悴しきったりした文面がならぶと班長に呼び出しがかかるのです。
はっきりいって、班長のいるところには行きたくありません。
実は教育期間中、日直がありますが、これらは一日上官部屋に机をおいて、お世話したりしなければなりません。これが大変苦痛なのです。
ちなみにある施設では、洗濯機がある部屋の途中にある為、あまり通りたくないところでもあります。
なるべく本音が書かないように日記はかかなければなりません。一番こたえるのが連帯責任の時です。
辛いこともありますが、乗り越えれば新しい道も見えてきますので、頑張ってほしいです。
※画像はイメージです。
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