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これぞ本当の宝船?日露戦争時のロシア海軍の巡洋艦を海底にて発見?!

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日露戦争の有名な大海戦、1905年の日本海海戦で沈没したロシア海軍の巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」が日本海の韓国領・鬱陵島沖の海底で発見されたと韓国の企業「シニルグループ」が2018年7月17日に発表しました。

「シニルグループ」の発表によりますと、発見場所は韓国領・鬱陵島から約1・3キロ沖の深さ434メートルの海底で、船尾にある「ドミトリー・ドンスコイ」の艦名を確認したということです。船体には砲弾の跡が残り、激しく損傷しているものの、甲板の状態は良く、船体の引き揚げも計画しているとのことです。

image source:parstoday.com

シニルグループのホームページ上では、同社は財宝を積んだ船の引き揚げ事業や建設業、バイオ産業などを手掛けている会社となっています。韓国のメディアによると、ドミトリー・ドンスコイには巨額の金貨や金塊が積まれていたとのうわさがあり、過去にも韓国企業が捜索に乗り出したことがあったと言います。

実は、ドンスコイ号の引き揚げが試みられたのは今回初ではありませんでした。日本でも1916年に初めてドンスコイ号の引き揚げ事業を始め、以後数十年間にわたり挑戦してきたといいます。また韓国でも1981年にトジン実業という会社が引き揚げに挑戦し、後には1998年通貨危機によって存亡の危機に面した東亜建設が引き揚げ事業に参入していました。

何とこのロシア海軍の巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」には金貨や金塊5000箱など、約15兆円規模の宝物が積載されていると目されているのです。

まさにゴールデンカムイの世界観を地でいくかのような話ですね。日露戦争での日本の勝利を決定づけたとされる日本海軍連合艦隊と、ロシアバルティック艦隊との艦隊決戦・日本海海戦は、ロシアでは「対馬海戦」として広く知られていますが、日本の連合艦隊の奮闘により、ロシア艦隊は2日間の戦闘で、38隻のうち半数の艦船を失うという壊滅的な被害を受けました。

この中の一隻が、日本に拿捕されないように攻撃による被害を受けたのちにロシア側自らが自沈させたという巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」だったのでした。

※画像はイメージです。

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