サバイバルゲームで良く山のフィールドに行きますが、野うさぎや鳥など多く見ます。
先日のゲームでは遂に猪と熊に遭遇してしまいました。
過去にゲーム中怪我した者も居たので聞いた話も含めて注意が必要だと思いました。
私はサバイバルゲームのチームに所属して遊んでいます。
地元の山の奥深く、県内、外大体ほぼ7割型が山や自然あふれるフィールドで遊ぶことが多いです。
自然と一体になり、時には同化して遊べるので市街地や街場のフィールドでは味わえない醍醐味もあり好きです。
動物と遭遇
ですが、山のフィールドに行くと様々な動物とゲーム中に遭遇します。
今までに隠れていて相手をサーチして狙いを付けようとしたら、草陰から野うさぎが凄い速さで飛び出して来たり、匍匐前進で屈んで待機していたら目の前を大きな蛇が通り過ぎて行ったこともありました。
また、木の上では都会や街ではなかなか見られない鳥も生息していて目の保養になります。サバイバルゲームのチームで詳しい人は、鳥の名称を教えてくれたり食べられる草木も教えてくれたり勉強になります。
動物の出現はイレギュラーで驚くことが多々ありますが、これが実戦と考えるとありなのかないい経験かなと思っています。
先日の話
先日、チームでいつもの地元の山の奥深くでゲームしていました。暑い日で汗が止まらない日でした。
熱中症にならない様に私は水分補給や塩飴等舐めてました。今回はフラッグを守る為の防御要員でした。
私と同じ役割のSさんと軽く話をしながら相手チームの攻撃を備えて準備していたのですが、後方の藪からガサガサ大きな音がし始めました。
私とSさんは野うさぎか何かだろうと思っていましたが、次の瞬間、それはバッ!と大きな音を発て出てきました。
私とSさんは驚きました。それは1メートルくらいある猪で、凄い突進で私とSさんは瞬時にかわして避けました。
猪は荒い息をしながら凄いスピードで走っていきました。
相手チームの方角でしたので、私とSさんは、「猪でた!行ったよそっち!!」力の限り叫びました。
チームの人達も気づいて猪にぶつからない様にしました。ゲームも一時中断しました。
猪の怖さ
ガンショップの店長のTさんとアウトドアで山登りやキャンプにも精通している元山岳警備隊にいたNさんが
「猪は当たると危ないんだよ。牙が真っ直ぐじゃなくてさ。」
「曲がった牙に当たると肉が食い込み痛いし、なかなか縫えない。しかも結構血が出るし、あの牙にはばい菌があるから結構ダメージでかいぞ!」
と教えられゾッとしました。
猪は初めて見ました。ですが、突進力と体が丸太のような大きさでちょっと恐怖でした。しかも怪我すると大変という事が良くわかります。
「俺は昔ゲームで猪に当てられ怪我して高熱3日間続いたことあるな。」
「あと、山でうろついていた野生の猫に噛まれたら手が膨らんでパンパンで握れなくなり、運転もできなくなり人に送ってもらい病院にも行ったな~。」
とTさんは笑いながら言ってました。
リスクマネジメント
何気なく純粋にサバイバルゲームを楽しんでいましたが、自然の中にいる動物について考えさせられました。
見ると癒される部分もあるけど、実際かまれたり引っかかれたり怪我すると大変なリスクもあるのだなと。
怪我しないこともサバゲーを楽しむマネジメントの一つだと注意が必要と思いました。 その後何事も無くゲームは終わり、食事をして会話を楽しんでいました。
それは突然の事でした
食事も終わりあと数十分で帰る為の撤収という時。
バーンという凄まじい大きな発砲音が聞こえました。山の下の方で耳にキーンと猟銃の音が響いたのでした。
Tさんは一部の者を連れて音の方に行きました。私もついて行くことになり行くと、そこには倒れて血を流していた黒い毛の熊がいたのです。
数人の地元の猟友会の方々が射殺してました。
姿を見たと連絡があり仕留たと、猟友会の方の中に店長と知り合いの方がいて話してくれました。
もし、ゲーム最中に私達の目の前に出てきたらと思ったらゾッとしました。いつも遊ぶフィールドは下調べもしてあり万全なのですが、出たことはなかったのですが、まさか出るとは実際の熊の死体を見て背筋が凍りました。
TVニュースを見ていたら
ゲームが終わり夕方地元のTVニュースを見ていたら、私達がいたフィールドと同じ山で、熊を射殺した猟友会の人達の姿が映し出されました。
最近熊も山に食料が無く里に下りてくることも多いそうです。今後のゲームもどうするか今度チームの会議があり話し合いになります。
中止はないでしょうが、楽しいだけでなく危険もあるということを動物たちと会って思うのでした。
今後は気を引き締めて油断しない様にしていこうと思います。
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