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どろどろした世界がまだまだ残るドイツ

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第二次世界大戦の歴史に興味があり、ドイツの歴史に興味がありました。
そのためにドイツ語を学び、留学していたのですがその時の話です。

これはもう20年近く前の話ですが、私はドイツのルッセンドルフという町に住んでいたことがあります。
かなり歴史のある街で、程よい田舎で日本人にも人気の街でしたが、いろいろ不穏な話も聞いたものです。

目次

ルッセンドルフという話

留学したての時は良いのですが、しばらくいるとなんだかどろどろとした雰囲気を感じる街でした。
たとえ先祖でも、お城に勤めていたというのはかなりステータスらしく、私の先祖が例えば「○○城」に勤めていたと話すと、「お城に勤めてたの!すごい!!」と日本人にはないリアクションが返ってきます。

そして今も元領主にすごくおびえています。
「領主様怖かったんだよ」というので「どんなふうに?」と聞いてみると、「逆らったら串刺しにされていたらしい」など話していました。その当時ピンと来ませんでしたが、中世のヨーロッパの一般的な見せしめらしく、かなり長いことされていた懲罰のようでした。もうその怖さは長い年月で蓄積されており、すぐには溶けないんだなと感じたりもしたものです。

ギロチン

さてこのルッセンドルフは田舎ということもあり、第二次世界大戦近くまで処刑方法はギロチンだったそうです。罪人たちが処刑されるときは人だかりができるほどだったと知り合ったドイツ人は話していました。おじいさんおばあさんの時は、日本でいう昭和初期の年代がまだまだ健在であり、目撃者が生きている時代だったのです。
そしてその影響か、ギロチンで亡くなった人の幽霊が出るという話はやはり存在しているようでした。

日本のように処刑場でかな?と聞いてみると、それが意外とそうではなく、例えば東京でいう渋谷のような都市のメイン通り(といっても田舎ですが)に出るといっていました。そして話を聞いていると、隣の「○○通りにはこの幽霊がでる」のように通りで出る幽霊が決まっているみたいです。しかも日本よりもかなり目撃情報が詳細で、こんな格好をしてると服装やら持ち物までしっかり決まっているようです。

本当に見た人がいるのか、見た人のイメージに見えるのかは知りませんが、半信半疑の私に対して話している人は真剣に話している感じでした。ただしさすがに首がない幽霊は見たくはないので、噂がある道には近づかないことにしました(結構幽霊が出る道多いですが)。

戦死した人物は幽霊にならない?

また私が興味がある時代の兵隊の霊は出ないのか?と聞いたら、あまり聞かないといっていました。
戦死した人物は幽霊にならないのか謎ですが・・・・日本人と価値観が違う分、今もグリム童話のようなどろどろした世界がまだまだ残るヨーロッパを感じたものです。

※画像はイメージです。

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