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ミリオタに読んでほしい漫画「西武新宿戦線異状なし DRAGON RETRIEVER」

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今回皆さんに紹介したい漫画作品は、原作を日本アニメ界の重鎮である押井守氏が手掛け、作画はあの萌え絵から精密な機械の描写など幅広く描ける御大でもある大野安之氏が担当し、混迷の内戦で分断されてしまった日本を舞台に活躍する、読めばどこかノスタルジックな気持ちを抱かせてくれる作品でした。

まるでスタンド・バイ・ミーのような、ひと夏の冒険ならず、ひと夏の戦争を体感させてくれる、そんな作品です。

さて、そんな作品のあらすじは以下の様になります。

それは突如として起こってしまった……
先行きの見えない経済不安を抱えた日本を憂いた自衛隊の武装蜂起が勃発し、分断国家状態となってしまった日本。退屈な日常から抜け出たく、義勇兵として軍事境界線を越えたてしまった少年・丸輪零。

(C)1994,2002 西武新宿戦線異状なし 押井守/大野安之 角川コミックス・エース 角川書店

革命政府に迎えられ、配属された先は独立第3戦闘工作連隊第58戦車回収小隊。
戦車と聴いて喜ぶも、そこにあったのは寄せ集めパーツを繋ぎとめた戦車回収車と、小悪党の三人組だった。

そこで知ってしまう革命軍の現実。
闇市で物資を横流ししなければ生活もままならない、あくせくとしながらも忙しく時には暇な一日を過ごしていく彼。

でもそんな日々は突如として終わってしまう事に……

(C)1994,2002 西武新宿戦線異状なし 押井守/大野安之 角川コミックス・エース 角川書店

物資横流しが革命軍上層部にバレてしまい、軍事評議会のケイと名乗る女性から、ある物を探しだし、それを極秘裏に回収する任務を命じられてしまう。
背に腹を変えられない彼等は、その任務に就くが、それは政府軍とアメリカ軍を巻き込んだ大事件へと発展していく事となる……

──と、物語は思わぬ方へ進んでいきます。

平凡な日常を送っていた主人公の少年の丸輪零は、プラモデル作りやそこそこの軍オタ趣味を持つ、どこにでもいるただの高校生でした。

そんな彼の日常に突如として起こってしまった戦争と言う現実。
突如としておこった非日常に、不謹慎ながらも零は胸を躍らせてしまいます。

(C)1994,2002 西武新宿戦線異状なし 押井守/大野安之 角川コミックス・エース 角川書店

でも戦争は長く続かず、政府と革命軍との間で国道16号線を境にした軍事境界線が引かれ、内戦は続くも何事もなかったか無かったかのように再び平和が戻ってきます。
でも戦争が身近にあると、そして彼を戦争へと誘う革命軍の勧誘の声に、冒険心をくすぐられた零が革命軍へと入隊し、戦場で活躍する自分を夢想しますが、現実はあっさりと裏切ってしまいます。

戦車兵とは名ばかりの横流し人員。

(C)1994,2002 西武新宿戦線異状なし 押井守/大野安之 角川コミックス・エース 角川書店

詰まりは手に余るお荷物扱いにされ、自分の想っていた戦争じゃないとうちしがれる日々。
そんな時に突如として起こったケイと呼ばれる女性から命じられた任務。
その後の待つ大冒険を演じる事となりますが、現実は物語の様に華々しくなく、零に残酷な現実を与えてしまいます。

少年から大人になると、戦争を通して見せてくれる戦記漫画。
押井守監督の持つ、独特なヒューマニズムが込められた、ノスタルジックな気持ちにさせてくれる戦記漫画です。

Unknown:守, 押井, Unknown:安之, 大野
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いば・よしあき
子供の頃からミリタリーが好きで、戦車のプラモデルを夢中に作った記憶があります。
ガンダムよりボトムズが好きで、開くコクピットにドイツ兵を入れ、タイガー戦車やシャーマン戦車などを並べ、満足して眺めていた記憶があります。
そんな変な趣味の子どもが大人となった、似非ミリタリー好きですが、何卒によろしくお願いいたします。

(C)1994,2002 西武新宿戦線異状なし 押井守/大野安之 角川コミックス・エース 角川書店

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