自衛隊は退官後、どういう就職口があるのか?といえば・・・
一応広報では、斡旋先が色々書いてあるのですが、実際はそれに頼らずに普通に転職する人が多いのです。
自衛隊を少し解説すると将・佐・尉。曹・士と大きく階級が解れています。
3曹で試験がある訳ですが、それを受けない人は士長で契約をし続ける事になり、これは所謂契約社員と似ています。
これが3曹になると始めて正社員ぽく?なります。
無論2年契約の士を退官すると普通に就職をする訳で、広報では様々な仕事を斡旋をしてくれるハズなのですが、実際はほとんどが警備会社なんです。

勿論その他の就職先もないわけではありませんが、大手の警備会社は自衛隊と深く関わっていて、基本動作などの教育訓練も終わっていて、体力もある自衛官は警備会社は人員補充にうってつけな訳です。
これはあまり知られてない事ですが、自衛隊には天下りという訳じゃないですが・・・色々あるんですね。
例えば入隊時に必要な物を色々買うんですが、この業者は元自衛隊員です。
更に、事故が起きた場合の保険会社。
一口1000円でかなりの額が降りる訳ですが、この保険会社の営業をやっている人は元自衛隊員です。
入隊式前にそういう営業マンらしき人がやってきて、保険の素晴らしさを説いて?いく訳です。

まあこれは、奥さんがいるような人にとっては任務の過程で死亡した場合の補償となる訳ですが、普通では考えられないくらい万が一事故にあっても補償がしっかり受けられる、はっきり言って特別扱いレベルの保険です。
ただこうした天下り先みたいな斡旋は稀で、一般には警備会社に入る人が多いのです。
3曹試験を受けて、曹長か3尉辺りで退官するという道を取るのかは結構分かれ道です。
中には士で53歳の定年まで居る人もいますが、正直おじさんになってセーラー服というのは抵抗ありますね。
※写真はイメージです。
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