1642年の亡霊がまだ歩いてるらしいです
夫の従姉妹の旦那さんのご実家でのお話です。
夫の従姉妹が結婚し、最初のクリスマス。
こちらではクリスマスは家族で過ごすものなので、その例に漏れず従姉妹も夫を連れて実家へ行きました。
従姉妹の家は「出る」
従姉妹の家はいわゆる「出る」家だそうで、村の教会の僧侶がくると屋根裏でドンドンと音がするポルターガイストなどが普段からあったそうです。
それ以外の害は特にないので家族は気にすることもなく何十年かそのうちに暮らしており、夫さんもその話を面白がって、むしろポルターガイストを楽しみにしながら訪問したそうです。
そしてその夜
クリスマスですので家族でご馳走をたらふく食べてお酒を飲み、その日は和やかに一日が終わりました。
二人は元は従姉妹の部屋だった所に二人で泊まりました。
お酒が入っていることもあり、二人ともさっさと眠りにつきましたが、夜半過ぎに夫さんは「ザッザッザッザッ」という音を聞いて目を醒ましました。
目を開けると古めかしい格好をした大勢の人が部屋の中を槍のようなものを持って行進していたそうです。
夫さんはびっくりして隣で寝ている従姉妹を起こしましたが、その間に兵隊さんたちは消えてしまい、従姉妹に叱られるだけで終わったそうです。

経験した話をすると
翌朝、従姉妹両親に経験した話をすると「この村はイングランド内乱で戦場になってたからね。お祭りもあるのよー。」と何事もないように言われてまたまたびっくり。
日本では確か「ピューリタン革命」ということで世界史で習ったような気がしますが、1640年代から兵隊さんたちはずーっと行進を続けているようです。
なお、従姉妹を含めご家族は全く気がつかないし害はないということで未だにそのお家に住んでいます。
夫さんもその後何度か兵隊さんたちを目撃するものの、何をされるわけでもないので普通にお泊まりしてるそうです。
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