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自衛隊の定年、『専門技術』は活かさないとね?!

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私は結婚する前に民間企業に籍を置くシステムエンジニアでした。
一ヶ月の半分を自衛隊の中の建屋で仕事をしており、周囲にはさまざまな技術を持ったOBが民間に籍を置いて働いているのを知りました。

自分の会社にも早期退職・定年退職した元自衛官の方が大勢いらっしゃいましたが、その他にも自らの技術を活かせる場所を求めて旅立っていかれました。

入隊以来、さまざまな訓練や試験(部内試験・国家試験)を経て、身につけ、磨いてきた凄い専門技術は、正直言って国の財産です。

ミサイルやレーダーという他の場所では学べない、そしてそこでいかんなく発揮していただくべきスキルとテクノロジーを持っているのです。

自衛官は定年が早いのです。
50代になるとすぐというひとから、55歳程度。

よほど偉い人にならなければ、一般企業の管理職の年齢で民間に出ていきます。
それは全体の平均的な年齢を若くして、即応体制を整え、防衛力を保つため、などと言われていますが。

その技術の継承をきちんとしつつ、まだまだ働き盛りの50代、そんなおじさんたちが現場を去るのはもったいないとそのまま招聘して、民間に籍を移して同じ仕事を継続していく、そんなパターンがあたりまえだったのです。

時が流れ、それを『天下り』と批判する流れが出てきました。

『天下り』というほど高給を貰うわけでもなく、真っ当に60歳になるまで働きたい、そしてその技術をきちんと国のために活かしたい、というのが本音であり実状でした。

今はもっと厳しくなっています。

そんな有意の人材を大切にしてもらえれば、国のこれまでの彼らへの教育や成果も無駄にはならないと思うのですが。
国の実情はそういったやりくりを許さない方向に向かっているのが、とても残念です。

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