名優ドナルド・サザーランド演じる!ナチスのスパイが活躍「針の眼」

今なお語り継がれる名優ドナルド・サザーランドの演じる、ナチス・ドイツのスパイが魅力的な「針の眼」について。

「針の眼」はナチス・ドイツのスパイがドイツ軍の合流地点にたどり着く途中大嵐に遭遇してしまい、離島に住んでいる夫婦に助けられたことで展開していくサスペンススリラー作品です。
脅威的な軍事力を持っていたナチス・ドイツの裏で、暗躍していたスパイをドナルド・サザーランドが演じています。

中盤からはケイト・ネリガンの演じる、ルーシーとのラブロマンスに変化していきます。
スパイのフェイバーは前半とても冷徹な性格で描かれていますが、ルーシーに恋をしてしまう後半以降は冷静に任務をこなせなくなっていきます。

冷酷無比と思われた主人公も後半で徐々に人間らしい感情を出していくのは少々納得がいかないようにも感じましたが、監督のリチャード・マーカントさんはそうした出会いが人を変えていくということを表現したかったのではないかと感じています。
サスペンスに女性の愛憎劇を絡めて物語がスリリングに展開していきます。
アルフレッド・ヒッチコックの名作である「白い恐怖」などの作品が好き、という方には特におすすめの映画です。

不満点としては緊迫感のあるストーリーから途中でラブロマンスに変化していくため、派手な銃撃戦はとくになく爽快感にかける点だと思います。
同じスパイ作品でも娯楽作として人気を博しのちにシリーズ化もされた「スパイ大作戦」こと「ミッションインポッシブル」とは、対極的な作品ではないかと感じています。
ちなみに「スパイ大作戦」では広川太一郎さんの吹き替えサム・エリオットの演じるダグ・ロバートが個人的にお気に入りのキャラクターでした。

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