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F/A-18スーパーホーネットはスキージャンプ式空母でも運用可能?

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現在のアメリカ海軍の原子力空母で主力戦闘機として配備されているのが、F/A-18スーパーホーネットだが、なんとカタパルトなしの空母でも運用出来るらしい??

このF/A-18スーパーホーネットがスキージャンプ式の航空母艦からも発艦できるという事実は、インドからの問い合わせに対して製造元のボーイング社がコンピュータ上のシミュレーションで可能と発表したことが2019年に報じられた。

これはスキージャンプ式の航空母艦でこれまでソ連・ロシア製の戦闘機を運用していたインド海軍が、その代替戦闘機を巡って問い合わせを行った事に対する一時回答だが、非常に苦しい立場のボーイング社の状況をあわら下者と言えそうだ。
何故ならばこのところのアメリカ軍の戦闘機採用はF-35ライトニングⅡ戦闘機にほぼ独占されており、ライバル社であるロッキード・マーチン社の独壇場とも言うべき状況にあるからだ。

これは前述のように海軍のF/A-18スーパーホーネットや、空軍のF-15イーグル、海兵隊のAV-8BハリアーIIなど一時期は主力戦闘機のほとんどを独占していたボーイング社としてみれば正に危機的な状況だと言えるだろう。

F-22ラプターこそロッキード・マーチン社との共同開発だったとはいえ、昨今のロッキード・マートン社が4.5世代機のF-16Vを台湾などへのセールスに成功しているのと比べてそのシェアの下がり具合は素人目にも明らかだからだ。
こうした状況下、巨人ボーイング社は冒頭に期したようにF/A-18スーパーホーネットをインドに売り込みたいと、机上のシミュレーションだけでなく実際にスキージャンプ式航空母艦での発着艦が可能であると証明するため、実証試験を行う予定だと報じられている。

ボーイング社では、アメリカ空軍に向けてF-15イーグルの最新型となるEXの導入契約を結んでいるものの、これも少数の採用に終わるかも知れないと見る向きもあり、いよいよ土壇場を迎えていると感じられる。

個人的にはスキージャンプ式の航空母艦で本当に問題なくF/A-18スーパーホーネットが運用出来るのであれば、インドには是非採用して貰って中国海軍包囲網を強化して欲しいと思う。

※画像はイメージです。

eyecatch source:U.S. Navy photo by Paul Farley. / Public domain

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