プレミアムバンダイで発売されていた、MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパックWを素組してみました。
ガンダムF90Wタイプの背景
マスターグレードガンダムF90シリーズの展開によって、今まで不明だった物が多かったミッションパック26種全てが明らかになるというプロジェクトが進行しています。
今回組み立てたものはWタイプです。WはWARBIRD、ウォーバードの意味を持つミッションパックで、宇宙世紀120年代までに作られたものと考えられます。
宇宙世紀153年のV2ガンダムの時点でも完成されていない、ミノフスキードライブの実験機というとんでもない立ち位置の機体となっており、背面からビームの翼が出るという特徴があります。
また変形が可能となっており、頭部を格納、ランディングギア代わりの爪の展開などを行い、寝そべった姿勢をとって飛行形態をとるようになっていますが、本体の追加武装はかなり少なく、ビーム砲のみとなっています。ただし、ビームサーベルとビームライフルは装備可能で腰のハードポイントがあいているため、もう少し装備を増やすことは可能なようです。
一方、シールドやビームシールドは変形の関係もあり装備できないようです。F90は武装の効率的な配置の実験程度に思っていましたが今回のWタイプ、ほとんどロケットにしか見えないUタイプなど、モビルスーツで何を出来るかの実験をしていたのではと思わせる凄みがでてきています。
ガンダムF90Wタイプのキットの概要
ガンダムF90Wタイプのキットは他のF90ミッションパックシリーズ同様、ポリキャップが不使用になっており、パーツ数が抑えめになっています。比較的色分けが弱点なことも多いシリーズでもありますが、今回のWタイプはほぼ塗装が不要といえ、細かいセンサー部分をシールで再現する他は墨入れ程度で済ませられるようになっています。
マーキングデカールが付属する点もシリーズの他の機体と同じです。ビームエフェクトがクリアパーツで付属しており、ミノフスキードライブの部品をずらして装着させるのですが、この部分がV2ガンダムを彷彿とさせるデザインになっているのが面白いです。
また、腕のランディングギアパーツに関しては宇宙世紀ではないウィングガンダムを意識しているのではと思わせるデザインですが、流石に色は黄色ではなく、グレー系の色となっています。可動はかなりスムーズです。
腰アーマーや肩アーマー、脚部ブースター、背面パーツが交換部品となっていて、バックパックも交換が必要となります。飛行形態でも飾れるようにアタッチメントも付属します。変形が楽しいキットです。
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