V6の岡田准一の主演による実写映画化したのが、ヤングマガジ誌に連載されている人気漫画「ザ・ファブル」です。
この漫画「ザ・ファブル」の主人公で、1年間の休業中という設定の主人公にして無敵の殺し屋「佐藤アキラ」の愛銃について調べてみました。
漫画では、2丁の拳銃が愛銃として登場します。
ナイトホーク
主人公の相棒として使用されるのが「ナイトホーク」と呼ばれている拳銃です。これはアメリカの銃器カスタムメーカーである「ナイトホークカスタム」社が、所謂「コルト・ガバメント」、M1911と呼ばれる自動拳銃をカスタム化して販売しているものです。
カスタムですので作品オリジナルの銃のようですが、基本は45口径を使用するコンペティションシューティングに特化して作られたもので、高精度・高耐久・確実な動作性を持つ高価な拳銃です。
拳銃のカスタムによって創業され同社は、現在ではライフルや、ショットガン、ナイフなどの武器製造までも行っています。

ハッシュパピー
2丁目が「ハッシュパピー」と呼ばれている拳銃です。こちらも「ハッシュパピー」は通称で、軍に採用された名称はMk.22 Mod0となっています。
この銃はS&W社の実用的な自動拳銃であるM39を元にして、特殊部隊向けの暗殺用拳銃にカスタム化されたモデルとなっています。
発射音を抑制するべく、亜音速特殊弾Mk.144 Mod0と専用のWOX-1A サプレッサーが取りつけられており、且つ又、スライドの作動音をも抑えるため、強制的にスライドを固定するスライドストップ機能を装備しています。サプレッサーの装着を前提としており、非常に大型のアイアンサイトを備えている拳銃です。
こうした仕組みから消音の能力は非常に良好だったと言います。但しそれゆえにサプレッサー内のインサートの耐久性が短く、約22発分が限界だったそうで、交換用のインサートも合わせて軍では支給されていたと言います。暗殺任務に特化した兵員を対象とした特殊な拳銃と言えそうです。
ともかく伝説の殺し屋集団の「ザ・ファブル」の一員である、凄腕の殺し屋の愛中としては両銃ともニクイ設定と感じます。

(C) ザ・ファブル 南勝久 講談社/ヤングマガジン
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